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2006/11/05(日)
身近なサンクチュアリ
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先月の江原さんの講演会に感化されて(^^ゞ すぐに出雲や伊勢といった日本人の心の屋台骨には 行けないので、「身近な、東京のサンクチュアリ(聖域) を大事にしよう」を最近の密かなマイテーマ(?)にした。
3日はヒーリング・カフェの後、祭日の午後の空気の あまりの気持ちよさに、お茶会に参加してくれた友人と 近くの神田明神へ足を伸ばした。 神社に着いたら、早々に結婚式のために篳篥(ヒチリキ っていうんだと思うんだけど)の生演奏が始まった。 一瞬、テープかと思ってしまうわが身の想像力の貧しさ。 とにかく、宇宙に向かって奏でるようないい音色に 二人でしばし聴き入り甘酒を飲んで帰宅。
4日の昨日は早起きできたので、仕事の前に一の酉の 入谷のお酉さんに行く。
どちらも地域の人が大切にしいるのが、 そこへ向かう商店街からもよく伝わってくる。
神田明神は実は自分は中学が神田だし、仕事のオフィスも ずっとこの秋葉・神田界隈なのに、4年前の姪の七五三で 初めて行って、場所のエネルギーのよさに 今更ながら感激するお馬鹿さんの私。(@_@;)
どうも私は土地というものの本当の意味を知らないで 生きてきた気がする。
両親は広島を半ば捨てたような形で、東京のこの片隅で 地域の人々とはあまり交わらずに今も生活をしている。 長女である私を地元小にはやらず、私立小に入れた。 とにかく土地のエネルギーというものをあんまり実感せずに 私は大人になってしまったと、今更ながら思う。 常にお金のようなものに頼って生きてきた気がする。
根っこがない。 がんになったとき、スピリチュアル・コーチと呼んでいる Tさんが「マサコさんの地元で一番の桜の名所に行き、 木のエネルギーをもらおう。どこに行こう?」と言っても、 ???の情けない私。 弟が父の後を継ぐに当たって従業員が全く決まらないときも 「地元の祠(ほこら)を詣でるように」と言われても 家族共々全くどこにそんなものがあるのかという状態。
だから簡単に引き裂かれ 枯れてしまう部分があるのかもしれない。
根っこである土地を 慈しむ気持ちをこれからは大事にしよう。
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