つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2023/06/01(木) 真っ暗闇のビールと水辺のビール
昨日は卒業生の由美さんを誘って
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に。

これはドイツの哲学博士の発案で
視覚障害者の案内により、
完全に光を遮断した暗闇の中で、
視覚以外の感覚で空間や事物を味わうもの。

特に今回はTBSドラマ「ラストマン」との
コラボ企画もやっていたのでこっちをチョイス。
福山雅治さんが演じる
盲目のFBI捜査官の世界に近づく40分だった。
(事前説明や準備体験も入れると60分くらい)

20年ほど前にこれが日本に上陸したての時、
公開講座に来る方が数名体験してきて、
口々に(説明のHPにも書いてあるが)
・とにかく真っ暗
・誘導の視覚障害の方が凛々しく見えた
・椅子に座らせてもらえるだけで新鮮
・飲み物も飲んだ
と聞いていたので
頭で理解しているつもりが、
完全な暗闇の部屋に入っただけで
変な汗がじわりとふき出した。

当日グループ分けになった方々と
団子状態になったり、
ぶつかったりキャーキャー言いながら、
部屋の中の様々なものを触り、
足の裏の感覚と自分の手を頼りに
誘導の声の方に進んで行くのは
スリリングで不思議な時間だった。

どんな世代の人もどんな思想の人も
1回は体験してみたらよいと思う。
なぜなら今はバーチャルが流行っているけど、
これはリアルなエンターテインメントだから。

真っ暗な中でテーブルに8名全員が
つくだけでも結構大変。
そこで飲み物のオーダーが出来、
その中にはなんとビールも!
でも昼間だし、、、と迷っていると
「ビール!」という声が聞こえたので
私も!
(^^)/

視覚障害の方が冷蔵庫の扉を開け、
缶ビールを取り出し、
コップに丁度良く注いでくれ、
それぞれの手元に運んで来てくれるという、
神業の末の真っ暗な中で飲むビールは
格別な味わいだった。

昨日は曇天だったけど会場は竹芝なので
体験後のランチは東京湾の景色を
視覚で楽しみ、
その後私は暗闇ビールの余韻に浸りたくて、
コンビニでまたまた缶ビールを買って
水辺で由美さんとおしゃべり、
という大人の遠足&社会科見学日だった。

ところで余談になるが
私の従兄の子は視覚障害者。
この従兄は大学時代に毎週末、
うちの母の手料理を食べに来たが
彼の結婚後は疎遠になり、
そのお子さんとは会ったことはない。

でもお子さん本人は
カミングアウトしてHPも持っているので
ここで紹介すると、
名前は福場将太さん。
精神科のドクターを北海道でしながら、
視えない世界を生きている。
皆実(みなみ)捜査官同様に
後天的に視力を失っていったので、
見知らぬ土地ですさまじい努力と
視覚以外の感覚を研ぎ澄まして
精神科医と音楽と執筆活動をしている。

私は時々彼のHPで活動を探ると、
宇宙の果てを垣間見るような思いになるが、
今回の暗闇体験で
また違った尊敬が生まれている。

今日たまたま開いたほぼ日手帳の
糸井さんの言葉で
「ため息が出そうなときに
 微笑んでいられる人に
 ぼくは憧れるし、
 できることならそうありたいと思う」
というのが殊更胸に沁みる6月のスタート。

(フェイスブックに会場入り口の写真等数枚、
 UPしたのでよかったら見てね)

【補記】
(1)6/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を5/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/


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