つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2022年9月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新の絵日記ダイジェスト
2024/02/19 通院日の楽しみ
2024/02/15 マイバレンタインDAY
2024/02/08 没にするはずだった雪景色
2024/02/01 ドイツ仕込みのパン
2024/01/20 浅草ブランデーケーキ

直接移動: 20242 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 月 

2022/09/30(金) 紺色のまな板効果
白血球の数値が化学療法のため、
下がっているので
前回の投与の時にドクターから
なるべく自宅エリアで過ごしてと
言われた。

ちょっと電車に乗って
買い物するのが好きな私には
これが実は結構ストレス。
(;'∀')

そんな私の目に止まったのは
facebookでぱすてるままさんが
投稿していた雑誌の付録の
紺色のまな板。

家にまな板は一人分料理だから、
ミニサイズばかり4枚もあるから
本当は買わなくてよいもの。

だけど余計なことに
ちょっとだけお金を使いたくて、
この付録がついた
栗原はるみさんの雑誌を
昨日は体調がよかったので探したら
近所のコンビニにあった。

紺色のまな板って新鮮ね。
彼女のテーマカラーだから
選ばれた色なのだろうけど、
食材が秋の空気の中で
くっきりきれいに見えてグッド。
(^^)/

テルマエ・ロマエを描いた
漫画家のヤマザキマリさんが
ある番組で
「どうして人は絵を描くのか」
との問いに、


”人間と他の動物の違う点は、
 3食ご飯お腹いっぱい食べても
 満たされないと言うこと。

 絵を描くことや、音楽・文学などの、
 あらゆる表現は心の栄養素。” 
と答えていた。

確かにねぇ。
もし私がサバンナに暮らす虎だったら、
一日のタスクは
「獲物を捕らえてお腹一杯食べること」。
満腹=満足=幸せと、とても明快なはず。

でも人間として生まれてしまった以上、
幸せであるためには、
お腹以外に心も満たす必要があるのよね。

だから付録のペラペラのまな板が
手に入ったというだけなのに
心が満たされた気分。

この「心の満たし方」は
目が眩むほど多様なもので人それぞれ。

時には「なんでそんなことで?」
と他者からは理解してもらえないような
満たし方もあるはず。

でもそこが人として
生きる醍醐味でもあるんだろうなぁ。

さて紺色のまな板効果なせいか、
昨日はいそいそと
裏庭の雑草を取ってきて
テレビの横に飾ったりした。

雑誌を読むとはるみさんは
ご主人を亡くしての喪失感から
少しずつ立ち直っている様子。
その中で
「寂しくても、楽しく。」
というキャプションが目に止まった。

私は
「しんどくても、優雅に。」を
モットーにしようかな。
(#^.^#)
(来週の3回目の投与で
 また具合は悪くなりそうなので・・・)

【補記】
(1)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を9/27付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/ 

2022/09/23(金) ブラックマサコ退散
体調はよい時と悪い時の繰り返し。
特に今は味覚障害と口内炎と睡魔。

更に最近のニュースが告げている、
これからの未来の不安定さ。

そのためこのところ
ネガティブモードだった。
(;^_^A

先週2度目の抗がん剤投与が終わって
胸の中に閉まっていたのは
「弟夫婦に秋のお彼岸の
 墓参りはしてほしいな。
 今月7日の父の命日に
 私は墓掃除と墓参り、
 したんだから!」。

毎日仕事に来る弟に
そのことを聞いてみたが
法外な寄付金を無心してきたお寺のことを
彼は快く思っていないので
「わからない」の一点張り。

しつこい私は密かに
「私の今の状況を察してよね。
 特にお嫁さん、
 あなたは専業主婦なんだし、
 長男の嫁なんだから!」とも。

しかし、あちらからは
うんともすんとも。。。。
(;'∀')

私もお寺のことは好きでないけど、
お彼岸というのは
現世=此岸と、
仏様の世界=彼岸が、
通じやすくなる日という
昔からの言い伝えを結構信じている。

だからその期間、
行ける距離にある墓を詣でないのは
やっぱり落ち着かない、
さて、、、。
と思っていたらマスク女史こと、
http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/masako-9/?Y=2021&M=10&D=10
M子からメールが来て、
彼岸入りの初日に墓参りをするという。

M子の家の墓とうちの墓は隣同士、
つまり同じお寺。
そこで彼女の車で連れて行ってもらい、
墓掃除等も手伝ってもらった。

帰りは彼女が買ってきてくれた
セブンのお菓子で我が家でおしゃべり。
そうしたら、
「まぁ、お嫁さんにも事情があるんだろう、
 私も相当変わり者だしね」
と色んなことを笑い飛ばすことが出来た。

聞けばドクターであるM子はこの日は
午前は診療、
夜はリモートで学会出席という中を
縫ってきてくれた。
ありがたや〜!

彼女が帰った後、久々に出した
来客用カップを洗って思ったことは


(9/18、19付でアメブロに書いたように)
闘病中の少女が教えてくれたように、
”生きてくってことは、
 一人一人が、
 引き受けたくないことも
 引き受けながら、
 互いに手を繋いで
 支えあえる部分は支えあい、
 そして自分に与えられた日々を
 思い切り楽しむ”
ことよね。

ブラックマサコは退散した模様。
(#^.^#)

M子が持ってきてくれた
白ワインを美味しく飲める日を
意図して治療を乗り越えよう!
(^^)/

【補記】
(1)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/ 

2022/09/18(日) 鎌倉殿と台風の気配でモランが泣く夜
数年ぶりに嵌っている大河
『鎌倉殿の13人』の18時の回の前に
UPしたアメブロ
「ワンセルフカードの広場」。

そのタイトルは
『世の中は引き受けたくないけど
 引き受けなくてはいけないことがある』。

今日の『武士の鑑』の
登場人物達の内なる声を
集約させたような題名になっていて
わが先見の明にびっくり。
( ゜Д゜)

今回も辛く切ない内容だった。
だって一人も幸せな人は出てこないから。

この大河に嵌ってない人からは
「だったら観なければいいのに」
と言われそうね。
(苦笑)

だからこれに惹かれている理由を
考えてみた。

そこで思い出したのは
ショパンコンクールで日本人として
半世紀ぶりに第二位を獲得した
サムライピアニスト・反田恭平さんのこと。

彼を昨年「情熱大陸」で取り上げていて
ファイナル審査の前日、
半田さんは自身の親友である
ピアニスト務川慧悟さんに
課題曲へのアドバイスを頼んだ場面が
とても私の心に刺さった。

務川さんは
「なにか、痛みみたいなものが欲しい。」
と伝え、
必死の表情で鍵盤を押さえ、
非和声音を奏でていた。

※非和声音とは
 コードトーンから外れた
 不協を感じさせるメロディ音

天才同士のがっぷり四つの
静かな対決を見て思ったことは
「もしかしたら、
 強く心惹かれる物には、
 この『痛みみたいなもの』
 が内包されているのかも」。

ポルトガル語で表現される
「サウダージ」かな?
日本語では郷愁?、
いや、そんな甘いものではない。
なんだろう?
心を突く痛みのような感覚?

とにかく鎌倉殿はそんな私の中の
何かを妙に刺激してきて
毎週日曜の夜は
不思議な楽しみになっている。

特に今日は大型台風の本州接近で
明日も明後日も悪天候と
天気予報は告げているし、
弔い酒抜きの鎌倉殿だったしで、
(化学療法の副作用でけだるくて
 珍しく肝臓を労わり断酒)
まるで遠い山の中でモランが
一人遠吠えしている
(泣いている)ような
雨と風と雷音の一日だった。

※モランとは
 『ムーミン谷の彗星』に出てくる
 全てのものを凍らせる冷気をまとい、
 いつもひとりぼっちで、
 明るく温かいものに憧れる魔物

そんな今日の夕飯のお供は
卒業生から昨日届いた
奇しくもムーミン谷の人々の
来年のカレンダーの包みの中に
入っていた折り鶴。
こんなのが
心に沁みる連休中日。

【補記】
(1)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/ 

2022/09/15(木) まぁるいブドウの詩(?)
先日頂いたブドウを食べ終えたのを
見計らったように
Mさんがシャインマスカットを
送って下さった。
今年はブドウを満喫出来て嬉しい。

思えば何度かブログに書いているが
親の趣味で小学校だけ通った
キリスト教系の学校では
「ブドウ」モチーフを大事にしていて
卒業記念の九谷焼の花瓶には
立派なブドウが描かれていたし、
今も届くニュースレターの名前は
「ぶどうの木」だ。

それは聖書の中の
「私はぶどうの木。
 あなたがたはその枝である」
(ヨハネによる福音書)
に基づくものだろう。

思えば昨日アメブロに書いた
屋号である
「ワンセルフ」(=ワンネス)も
きっと潜在意識でこのことがあって
ひらめいたのだろう。

さて明日は化学療法、第二クールの日。

第一クールが終わっての3週間は
まだファーストステージなのに
結構しんどい体調の日もあった。
さて今度はどんな局面が
待ち受けているのかと思うと
ぶるんぶるん。
(武者震い:苦笑)。
(;^_^A

なので実は数日前から
落ち着かない時間が流れている。

そんな中で送って頂いた
まぁるい立派なブドウを
朝に夕にと頂くと
ちょっとは気持ちが落ち着くし、
食欲も湧いてくる。

Mさん、ありがとう〜!!

精神状態がちょっといつもと
違うせいか、
こんな文章が浮かんだ。
(変だけど載せておく(;^ω^))


マルいブドウを洗って
一日がはじマル。

マルいブドウを食べて
今日という扉がしマル。

明日もきっとうまく
おさマルと言い聞かせ、
私の心の振り子は
静かにとマル。
(^^)/

【補記】
(1)裏ブログのような
  がんにまつわる気付きを9/11更新
  http://masako9.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-356594.html

(2)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/ 

2022/09/08(木) プライドを持って受け取る
いよいよ脱毛が始まった。

22年前は入院での治療だったので
先輩患者さんたちは
脱毛過程でのシャワーのことを
「昆布漁」と言っていたことを思い出す。
確かにドカドカ抜けて海藻のよう。
(;^_^A

だから「私もそろそろ昆布漁り」
なんてジョークを言いあえたが
自宅療養はそんなことを言い合う
相手もいなく、
入浴での掃除は結構大変。
(-_-;)

相変わらず、
最低限のことをしては
眠くなって、横になり、
日が暮れる日々だが
食欲はあるので、
このところ友達と卒業生から
果物を送って頂き、
ありがたい限り

届いた果物を食べ終えると
また別の方から
タイミングよく次が届いた。

私は今、迷惑かけるレッスン中だから、
(#^.^#)

http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/masako-9/?Y=2022&M=8&D=21
「悪いわねぇ」
という言葉をぐっと飲みこみ、
脱毛で卑屈になりがちな気持ちを
切り替えてあえて堂々と
受け取るイメージで
メール送信。

今回のがん養生は
一人で自宅だけど、
その中で何かを
「してもらう」側への
転換レッスンだと痛感。

そう思っていたら
前回のブログで紹介した
梨木香歩さんの別の小説での
下記の一節が頭をかすめ、
改めてその個所を探してみた。


”私が昔、ローマに赴任していたとき、
 貧しい人たちの住む地域に、
 寄付された服や食料を
 定期的に運んでいたことがあったの。

 そこにいた一人暮らしのおばあさん、
 ジュリアーナ。
 私が持っていくものを、
 まるで薔薇の花束を受け取るように、
 にっこりと、優雅に、
 両手をこう、振り絞って・・・
 まあ、ありがとう、って受け取るの。”
 
 〜『雪と珊瑚と』(角川文庫)より〜

読み終えて、深呼吸。
^^;

生涯の中で自分のプライドが
真に試されるのは、
きっと、これから。
がんだけでなく、加齢もあるし。

まるで薔薇の花束を受け取るように、
「ありがとう」と
人の好意を受け取ることで、
その人への「感謝」と
「労い」をお返しする。

これを心に留めて
がん街道を進んでいこう。

【補記】
(1)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/

2022/09/05(月) サボテンと蓮とシロクマ同盟結成(?)
今日の画像は化学療法スタート前日の
買ってきたお寿司の夕飯。
白血球値が下がるので
なまものは当分食べれないのだ。
ああ、、、食べたい。。。。

と思えるほど、
抗がん剤が体から抜けてきたのか
次は何を食べよう?という
意欲が少しだけど戻ってきた。
(って、次の投与で
 もとに戻るんだろうけど)

ご心配下さった皆様、
ありがとうございます。

昨日はこの食欲だけでも大分嬉しくて、
夜は眠れなくなった。
(苦笑)

今日は体温も安定し、
お腹も動いている感じがする。
でも少し動いては
だるくなるのは変わらず。

7月の切除手術から帰ってきて
色んな意味で私は「楽する」ことに決めた。

そして先月からの化学療法が
結構きついので
それを更に強化することに。
それは例えば
食事の用意や掃除、洗濯など。

というのはこのところ、
時間だけはあるので
家にある本をアトランダムに
再読しているのだけど、
梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』
(新潮文庫)の中の一節に
背中を押されたから。


”自分が楽に生きられる場所を
 求めたからといって、
 後ろめたく思う必要はありませんよ。

 サボテンは
 水の中に生える必要はないし、
 蓮の花は空中では咲かない。

 シロクマがハワイより
 北極で生きる方を選んだからといって、
 だれがシロクマを責めますか”

よくよく思い出せば
子供の頃から私は家にいることが
好きだったんだ。
小学校3年の時に
今でいう不登校になったのも
単に家にずっといたかったから。
(;^_^A
元祖「ヒッキー」
(引きこもり)かも。

フルタイムで仕事をしていた頃は、
家でゆっくり過ごす時間が
何よりのご褒美だった。

私はこの二度目の乳がんを言い訳に
後ろめたさを感じずに
「楽する」ことにしよう。
最低限しなきゃいけないこと、
やりたいこと、をした後は、
「楽する」。
(^^)/

サボテンや、蓮の花や、
シロクマの仲間になろう♪

別にがんでなくても
これを読んでいる人も
今日のブログにぴんときたら
ためしに
「私は、サボテンや蓮の花や
 シロクマと同じように、
 楽になっていいのだ!」
というおまじないを唱えてみてね。

きっと心がマッチョになるのでは?
(#^.^#)

【補記】
(1)9/1『ONEパラダイム』配信

  バックナンバーはないので読み逃した方は
  直近号は下記(2)のHPトップで。
  
  今月号はfacebookで沢山のいいねを
  頂いた
  8/21「迷惑かけるレッスン」
  http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/masako-9/?Y=2022&M=8&D=21
  の続編のような内容

(2)9/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.