つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2021/07/27(火) オリンピックが始まった
「ねぇねぇ、今回のオリンピック、
 時差がないみたいだけど???」

という母の声を暗澹たる思いで聞いて
「何、言ってんの!
 東京でやっているんだよっ!!」
と言いかけたところで
今朝は目が覚めた。
(;^ω^)

晩年認知症が進んでいた母のことを
未だに吹っ切れていないことに苦笑。

アメブロのほうに書いたように
前の東京五輪に記憶がある私は
いろんな思いで時間があると
ついテレビ観戦しているので
こんな夢を見たのかも。

そういえば1964五輪の
100円玉を持っていたはずと
部屋の引き出しを
今日は整理がてら探したら、
一枚だけど、あった、あった!
(^^)/(画像)

思えばオリンピックを
子供の頃は家族で、
青春時代は友達やBFの家で、
姪が小さい時は一緒に、
最後の2018平昌は
母が入居した施設の
食堂のテレビでと、
いつも誰かが一緒だった。

当たり前のようにして
誰かと楽しめていた
オリンピックは
全然当たり前じゃなかった・・・。

と思ったら卒業生から
奇しくもメールが来て
「今、病室からオリンピック」
とのことで病状は芳しくない様子。

賛否両論のオリンピックだけど、
今大切な人と
あるいは私のように一人でも
健康でこれを楽しめる方、
その瞬間をどうか大切に。

何気なく過ごす
オリンピックがある風景は、
当たり前なんかじゃないからね。

拡大解釈すると
これが今朝の夢が
教えてくれたことかな?

しかし昨日の女子の
(日曜の男子もだけど)スケボーは
世代交代だけでなく、
スポーツに臨む姿勢の変化、
解説者と実況アナウンサーの関係など、
(やっべ〜連発の解説者と
クラスの優等生のようなアナウンサーが
互いにリスペクトしあっている関係)
新しい流れを感じさせられたわねぇ。

まさに今月1日配信の一言メルマガの
「常盤木落葉」は
これを予言していたかも。
エッホン。
(#^.^#)

新旧交代の観点で見ると、
体操の内村選手は残念だったけど
さらっと着替えてベンチに戻った姿、
かっけ〜!
と瀬尻節にだいぶ感化されている私。

【補記】
(1)7/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を7/26付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/

2021/07/17(土) メロン
父は生前、なにはなくとも
「好物はメロン」
という人だったが
スーパーで安易に買うと
当たり外れがあることや、
気づくと私も母も
メロンアレルギーになっていて
食べると口が腫れ上がるので
たまにカットしたのを
父のためだけに買っていた。

しかし数年前、
ある人の披露宴の最後に供されて
その香りに我慢できなくなり、
思い切って食べたら
なぜか全然大丈夫になっていた。

という話を友人にしたら
その人の故郷で作っている
メロンを送ってくれた。

折しも7月がお盆の東京で
その前日に届いたので、
珍しく仏壇の前がにぎやかになった。

食べごろは18日と書いてあるが
(↑明日!)
まだ芳香を放つほどではない。

このところ毎朝メロンを抱き上げ
くんくんと鼻を近づけ、
お尻を押し、
はたまた話しかけ(苦笑)、
とまるでメロンという
卵の孵化を待っているよう。

レース刺繍のような
美しい網目を持った大玉なので
相当な高価品と思われ、
これを大人食いするのを
虎視眈々と待つ日々。

彼女は折に触れて
美味しそうなものを送ってくれる。

そのたびにお礼メールをすると
「美味しいのをおすそ分けしたくて」
というような返事が来る。
 
人が人に気持ちを贈る、
ということの尊さ、素晴らしさを、
こうして私はいつもこの友人から
教えてもらっているような気がする。

もう後戻りのできない
アンビバレントなこの世界で、
私達に出来ることは、
ただこうして人間らしい心を送ったり、
育て続けることなのかも。

【補記】
(1)7/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を6/27付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/

2021/07/08(木) お赤飯
昼前にメール処理がひと段落したら
久々に家電が鳴った。

「腰の調子どう?
 お赤飯炊いたから持っていくよ」
とご近所さんの声。

先月腰が痛くてよろよろ歩いていたら
道でばったりお会いし
「家のことは最低限よ」
と言ったので心配してくれたよう。

腰はとっくによくなっているけど
先方の家への道の途中まで
走り出て行ってありがたく頂く。

思えば生前の母は
「炊くのが難しい」と言って
家でお赤飯を炊いたことがなかった。
唯一食べることができたのは
通っていた小学校では行事があると
紅白すあまと赤飯を土産にくれたので
その時だけ我が家の
食卓にそれがのぼった。

今回おすそ分けしてくれたのは
母が仲良くしていた人で
元々は看護師さんだけど
料理の腕を買われて
ある家の専属お手伝いさんに
スカウトされたほど料理上手。

数年前の私は
「人生で何が一番重要か?」と
もし問われたら
「仕事、そして友達」
と迷わず答えただろう。

「ご近所付き合い」というのは
全く考えてこなかったし
その重要性を
まるでわかっていなかった。

だけど還暦を越え、
事務所を手放し、
さらにコロナ禍となり、
長引く自粛生活の中で、
独り身にとって友達も大事だけど、
困った時に手を差し伸べてくれる
「ご近所」という存在のありがたみを
改めて感じるようになった。

歳を取ることで
大切なものは変わっていく、
というか「本当に大切なものに
気づいていくのだな」
と艶々のお赤飯の
一粒一粒を噛みしめながら
思った今日のお昼。

【補記】
(1)7/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を6/27付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/

2021/07/04(日) この絵に会いたくて
6/30は私の退院記念日。

21年前のこの日は金曜日で
梅雨の晴れ間の猛暑だった。
入院中は白血球値が下がって
殆ど外に出れずの
半年間の治療の末の退院だったので
この日のことはよく覚えている。

だから毎年この日を
「仕切り直し記念日」として
特別に過ごすことにしている。

さて今年は?と思っていたら
ある作家さんの作品展があることを知り
立川まで行ってきた。
(この模様はすでにフェイスブックに
 載せたけど)

それは数年前に
糸井さんの本の表紙で知った
酒井駒子さんという絵本作家さん。

特に三つ編みした女の子が
目を閉じた「まばたき」
という絵を原画で観たくなって。
(6/27付でアメブロに書いた
 「見えないものが見えてくる」
 ということに繋がっていく気がして)
 
会場は昨年に出来た美術館で
駅から建物までの道は
23区ではありえないほどの
広い並木道を歩いていくという
素晴らしいロケーションだった。

「不要不急の外出は〜」
と連呼されている日々なので
ちょっと肩身の狭い遠足だったけど
昨日のほぼ日サイトで
瀬戸内寂聴さんが
「芸術がなければ、
 人間らしい生活なんて、
 できないんじゃないでしょうか」
と力強く語っておられ、ホッ。
https://www.1101.com/yokoo2021/setouchi_jakucho/2021-07-02.html

立川の隣の市に住む卒業生さんを
誘っての21回目の私の退院記念日は
そういう意味でまことに
有意義に過ぎていった。

コロナ禍に加えて
雨が毎日の様に続き
(熱海での土石流の映像は
胸が痛む)
心がふさぎがちになりやすいから
自分にパワーをくれる物を
大事にしていくって、
ホント大切ね。

(フェイスブックにもう少し写真を
載せるのでよかったら見てね)

【補記】
(1)7/1一言メルマガ発行
 『ONEパラダイム』配信

  バックナンバーはないので読み逃した方は
  今月号の下記(2)のHPトップで

(2)7/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)認定トレーナーの開講日程 を6/27付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/


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