つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2021/01/14(木) 引きこもりの恩恵、古典の喜び
私は子供の頃から
本を読むのが大好きで、
毎日電車通学や通勤だった時は
カバンに常に本を入れていたし
今でも毎晩枕元には
何かしら本を置いている。

昨年の緊急事態宣言の時は
読んだことのない作家に挑戦、
と意気込んで原田マハさん、
妹尾まいこさん、佐藤正午さん、
内田洋子さんと読み進めたが
今一つのめり込めず。。。

そして今回二度目の緊急事態宣言で
ここはがつんと
没頭できる物語をと思って、
前から読んでみたかった本を
思い切ってアマゾンで注文。
(定価が3,000円以上なので
ずっと迷っていたけど
ユーズドで700円ちょっとがあったので)

それは5年前から池澤夏樹氏が
編纂している河出書房の
日本文学全集の中の一冊。

スペースと経済能力が許せば
全30巻を揃えたいが
一冊でさえ自分の国語力では
読破できるか?なので
まずはピンク色表紙が可愛い
「夏目漱石、森鴎外、樋口一葉」。

最初に出てくる
樋口一葉の「たけくらべ」は
現代語訳されているので
私の読書能力でも大丈夫だったどころか
もっと早くに読めばよかったと思うほど。
この全集制覇が私の老後の
壮大なる計画になるかも?
(#^.^#)

「たけくらべ」は
150年も前の東京が舞台だけど
なじみのある地名がいっぱい出てくる。
時代と人生の坂をかけ登っていく
青春真っただ中の登場人物たちが
小気味よいリズムの文章の中を
走り回っている。

それを還暦を過ぎた私は
まばゆい気持ちで眺め、
重ならない部分にさえ
自分の青春時代を重ねて
瑞々しい気持ちにさえなる。

読書をしてこんなふうに
自由にイメージを広げるって
本当はとても大切なことだと思う。
映画や音楽、テレビだって
イメージの世界を広げてくれるけど、
読書は能動的にならないといけない。

それに本には紙の扉があって、
開くとやはり紙のページがあって、
そこには印刷された無数の活字が
整然と並んでいて、
紙の手触り、ページをめくる音、
挟まれた栞・・・。
その静けさとある種の優しさ。
そうしたものが私は好き。

皆様もこの息苦しい時期、
読書でなくてもよいので
それぞれに工夫また工夫で
楽しく没頭できることを見つけ、
対策だけは怠らずに
健やかに過ごしましょうね。

【補記】
(1)1/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を12/27付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/


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