つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2018/03/28(水) 問わず語りのプチ旅行
大阪出張の後は
Facebookに載せたが
奈良に移動して小さな旅をしていた。

折しも春真っ只中だし、
母の容態が悪くなったら
旅行など出来なくなるし、
中学の時の友人が奈良に嫁いでいるので。

この友人が私には一番古い友。
お互いに介護の悲哀を笑いと共に話し、
散策してリフレッシュできた気がする。

アメブロに野村監督のことを書いたが
https://ameblo.jp/oneself2012/entry-12363849777.html
強靭な精神で生きてきた監督にとっても
今年の春は「話そうとするだけでも
涙が出そうになる季節」のようだ。
とにもかくにも
今が辛い人には春は響く季節ね。

大ファンの糸井さんのほぼ日を
今日久しぶりにみたら
愛犬のブイヨンが亡くなったようで
糸井さんも辛い春の様子。

「さみしいか」と問われて、
「さみしくない」と
答えられる時もある。
さみしいを忘れているような時には、
「さみしくない」と言える。
だがずっとさみしくないなんてことはない。

「私はさみしい」
と先んじて言ってもいいのだ。

「そうなんですか?、
なにかあったんですか?」
という質問をしてくる人には
説明が難しい。

さみしいか、あなた。
さみしいか、わたし。
それでいい、わたしたち。

そんな私の今年の春。
そしてそれもまたよし、なのだ。

【補記】
(1)3/21付でがん体験者としての気づきを綴る
   個人ブログ
   「がんから教わるワンショット・セラピー」更新
   http://masako9.cocolog-nifty.com/blog/

(2)会社のHPを3/1付で更新。
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)3/28付で認定トレーナーによる
   全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
   開講状況を更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/

2018/03/15(木) チロリン村のチューリップ
母の記憶は混とんとしてきている。

施設に面会に行くと
このところ決まって、
母「お父さん、元気〜?」。
私「死んじゃったよ〜」
母「ええ〜(@_@)。。。」

今日行ったら廊下に
チューリップの貼り絵が貼り出してあったが
母の作品だけ葉っぱが謎の位置だった。
(画像の一番左下)
不憫な子供を持った親のような
複雑な気持ちになる。

おそらく母の頭脳は
貼り絵を言われたとおりに
出来ないくらいになっているのだろう。
あるいはチューリップの葉が
どうなっているか、
もうわからなくなっているのだろう。

だから父が生きているかどうかなんて
わからなくて当然かも。

5分前に施設で出してもらった
3時のおやつのことも忘れて
「ここはね、お菓子なんて出ないのよ。
もう何か月もおやつは食べてないのよ」
とも言っていた。
トホホホ〜。(;'∀')

私は母の何を正そうとしているのだろう?
母の記憶で合っていることも
間違っていることも、
母にとって(そして私にとっても)
みんなよい思い出になるといいんだよね。

ということをやっと思えてきて
帰途につく。
今年の春の風は冷たくてあったかい。

【補記】
(1)今週末は地方出張のため、
   メール返信や発送作業は3/19(月)以降にまります。
   https://ameblo.jp/oneself2012/entry-12342784380.html 

(2)会社のHPを3/1付で更新。
   http://oneself.life.coocan.jp/

(3)2/26付で認定トレーナーによる
   全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
   開講状況を更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(4)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/

2018/03/06(火) 春樹ワールドに憧れて常備菜作り
「最近料理の写真を出してないけど
まだやっているの?」と
ある人にこの前聞かれた

はい!

とはいえ何度も書くけど料理、ホント苦手。

ではなぜやるかというと
村上春樹小説の大ファンだから。
(#^.^#)

私たちの人生に時折訪れる不運を
「はい」と両手を差し上げて
受け取る者のみが時折奇跡のような
幸運を受け取ることができる、
というのが私が思う春樹氏の小説の屋台骨。

そしてその主人公の男性たちは
日常の雑務を丁寧にやっている。
特に料理をどんな孤独な状況でも
ちゃんと作る場面が沢山出てくる。
それがとても美味しそうだし
淋しい人生の谷間を生きる時の
カンテラのよう。

それをかっこいい言葉で
思想家の内田樹氏は
下記のように言っている。

“世界にかろうじて均衡を
保たせてくれるのは、
「センチネル」たちの
「ディセント」なふるまいなのである”

 〜『もう一度村上春樹にご用心』(文春文庫)〜

※センチネルとは
 歩哨、歩兵、番兵。
 軍隊で警戒や監視の任に就く人。
※ディセントとは
 礼儀正しい
(と、書いてくれるといいのにね( ;∀;))

つまりこのセンチネルたちは
仕事はきちんと
真面目にやりましょうよ
衣食住、これ生活の基本、
綿シャツならしっかりアイロンかけ、
サンドイッチならパンを
綺麗に切りましょうよ、
と言っている。

だから私も夜遅くても
何か一つ常備菜を作りあげると
春樹氏の小説に一歩近づいた気がして
少し元気になる。
そして友だちに手紙を書いたり、
仕事の構想を練ってみようという気になる。

最近覚えてよかったのは
味噌丸作りと
高野豆腐の豚バラ巻き。
(#^.^#)

【補記】
(1)会社のHPを3/1付で更新。
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)2/26付で認定トレーナーによる
   全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
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(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
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