つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2014年2月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  
最新の絵日記ダイジェスト
2024/04/24 風が吹き、雨が降り、花が咲く
2024/04/20 真面目な整体院
2024/04/12 桜と同じくらいに感動した「もしも〜」
2024/03/25 あんなにあんなに
2024/03/17 谷中へ

直接移動: 20244 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 月 

2014/02/01(土) うまく伝えられなかった言葉
この1週間でなぜか二回、流産した方とお会いした。
一人は仕事の打ち合わせ、もう一人は個人的に。

ご本人達はサバサバと、
でも正直な胸の内をそれぞれ話してくれた。
その時は何と声をかけていいかわからず、
ただ頷いて聞いていた。

でもそれでいいのだとも思うようになった。
がんになる前は何か励ますことを言わないとと
一生懸命だったけど、
少なくとも自分はがん治療中にそうされて、
とっても嫌だったから。

とはいえここ数日は
彼女らに何か配達できなかった小包のような
言葉があるような気がしていた。

今日は夕方に仕事が終わった後に
あまりに暖かいのでふらふらと
前から行ってみたかったKITTE
http://jptower-kitte.jp/ に寄り道して
ビル内の旧郵便局長室の窓から
暮れていく光景を見ていたら
やっと伝えたかった言葉が浮かんできた。

「人は何かを失った分、
 別の何かを得るための資格を得るものよ」

これは私のがん体験からの言葉。

窓の向こうには夕陽に照らされたビルが
複雑な色に染まっていて心に染みいった。

【補記】
(1)会社のメルマガ&HPを本日2/1付で更新
   http://homepage2.nifty.com/oneself2001/

(2)公開講座のカレンダー
   http://www.orion-angelica.jp/oneself/index.php#googlec

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.