|
2010/02/23(火)
コシノジュンコさんのご自宅へ
|
|
|
今日は突如、春の気配、濃厚な天気、気温だった。
そんなよき日に仕事の関係で なんと、青山にあるコシノジュンコさんのブティックであり、 上がご自宅になっている秘密の隠れ家にお邪魔した。
生、ジュンコさん! 間近で拝見する世界に活躍する女性の肉声、考え方、 そしてファッション、すべてにクラクラ〜。
すぐに感激する私はコシノジュンコさんの服や靴を買いたくなっているが 庶民にはなかなか、お値段が。。。。
キューバ、フランス、中国などと忙しく世界的にお仕事をする中での 彼女なりの気配り、おもてなし術、あげくに失敗談などを 堂々とでも気負わずに自然体で話す姿はやはりスケールがけた外れ。
最後は帰ろうとしているところを台所まで案内してくださり、 食器棚まであけて工夫していることを話して下さった。 なんという懐の大きさ。
セキュリティーが行きとどいた事務所のあるビルの13階のご自宅は どこを見てもまるで美術館だった。 トイレまでうっとりのヒノキ造りでずっときょろきょろしていた私。
今日、心に残ったコシノジュンコ語録 ・ファッションでは「変身」とよく言うけれど、 変身というのは私は嫌い。 よいところを引き出して、「あれっ!」と思わせることが大事。 ・服装にお金をかけても、最後、髪の毛に手が回ってないのは もったいない。 特に歳をとってくると髪の毛はうまくいかないんだから、 見栄を張らずにウィッグをもっと活用しましょう。 (ジュンコさんはもう何年もカツラだとさらりと告白)
そうか〜、そろそろ、カツラね〜。 考えてみよう。
帰りは久しぶりの表参道を夕暮れでも暖かいので ウィドーショッピングし、春の訪れを満喫して帰途に就いた。
また、春がきたんだなぁ。 今までで50回来たはずの、ひとつずつ違う春を憶えていないなぁ。 一度ずつ、ホントは、全部違う春だったはずなのに。 でも今年の春は今日のコシノジュンコさんの家の中に ど〜んと活けてあった大きな柳の木のことを 思い出していきそうな気がする。 だから2010年の春ならずっと憶えている春にできそうな気がする、 と感じる暖かな夜。
|
 |
|
|