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2009/10/12(月)
最年少記録更新!
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お絵描きコーチングを始めてからは「20歳上の社会人対象」の 今までのワンセルフの講座の枠が少しずつ変わってきている。
皮切りはGWに中2のお嬢さん。 そして夏休みは小6のお嬢さんが宇都宮からいらした。
そして昨日はついに最年少記録を大いに更新した。 なんと小学校1年生がお父様と共に参加! 「FLOW(流れ)編」に挑戦し、 大人の参加者に交じり対等に無事に一人で描き切った。
当初、お申込みがあってから私と前田さんはちょっと考えた。 「題材をそのお子さんにだけ違うものにしようか」と話したりもした。
でもよくよく自分の子供時代を思い出してみると、 大人が妙に自分のことを子供扱いして赤ちゃん言葉で話しかけたり、 幼稚な安っぽい絵や歌を押しつけてきたりにうんざりしていた。 「ケッ!」と人知れず何度もつぶやいたりもしていた。 だから昨日は大人と同じものを描くことにした。
とはいえ、私は独身なので子供への対応が実は今一つ自信ががない。 でも姪っこや甥っこ、その他お子さんに 仕事やプライベートで接するときは二つのことだけは大事にしている。
一つは元気がいいのが子供。 だから大きい声を出したりするのはOKとして注意しない。 もう一つは子供扱いしないで、 一人の人間として対等に接すること。 だからお願いするときはきちんと「〜してください」 「〜は守ってください」とびしっと伝える。
さてさて、とはいえちょっと緊張して昨日はT君を待っていると 玄関で大きな声で張り切った挨拶の声が響いた。 お絵描きコーチングの説明は大人向けなのは全く変えずに進行。 細かいところは子育て、孫育てのプロ、 代表の前田さんが彼の横に座って小声でサポートをした。
準備の絵の「月とウサギ」は少し緊張していたT君だったが、 本編の小川の流れの絵はもう迷いなく、 横にいる前田さんが驚くほど白樺の位置などを びしばしと決めて描いていく。 空の色は青で塗っていたが周りの人のを見て 「少し紫を入れたいんだけど、どの色を使ったらいいの」と 聞いてきて、絵に対する欲とこだわりは画伯のよう。 とはいえ、こちらは一切手を貸さず、 ストローク(承認)の言葉だけで一人で型を切り、手を動かし、 和(NAGOMI)アート初体験をやりきった。 本人も親も、そして私たち、一緒の参加者も大いに興奮した。
とはいえ、帰りがけ、お父さんが前田さんと話していると 私のほうに来て、お菓子に出していた抹茶のアメを指して 「おいしいかったから残りを持って帰りたいんだけど」というので 「いいよ。これコンビニのアメでないのよ。 デパートの京都の物産展で買ったのよ。味が違うでしょ」と言ったら 深くうなずき、他の人のカゴに入っていた残りも 身を乗り出して神妙に自分のかばんの中に全部閉まっていた。 そういうところはやはり子供らしくて「いいな〜」と 私の心はキュンとなったのだった。
T君から学んだ今日の私の学び。
“何事も恐れずに身を投げいれる”
T君、そして勇気を出して私どもを信頼し、 申し込んでくださったお父様のHさん、ありがとうございます!
補記: (1)10日、11日でたくさんのFLOW、小川の流れが生まれた。 写真画像はその一部。 T君のもこの中にある。さて、どれでしょう? ヒント:サインを見るとわかります
(2)このお絵描きコーチング「FLOW」編まだ開催。 高校生までは大人の半額の参加費。
15日(木)19時〜21時/ 22日(木)14時〜16時 11月1日(日)10時〜12時 詳細 http://homepage2.nifty.com/oneself2001/schedule/coaching.html http://8258.teacup.com/masakosahara/bbs/320
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