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2007/09/16(日)
答えたくなる質問をする人
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仕事柄、色々な質問、相談が来る。 そしてメルマガやHPでがんをカミングアウトしているから、 これまた患者さんやご家族からがん関係の相談や質問も来る。 見ず知らずの人からもメールが届く。
忙しいときは大量のメール受信に正直、ウンザリ。 そして私は元々ケチな性格なので 単に教えてくれくれというメールや 勝手に私に会わせたい人がいるという、 自己中メールには、 「無料で色々とお教えするのはお断りしています」とか 「医療者に専門的な質問はしてくれ」というメールを送ると、 後で「冷たいんですね」というようなメールがまた来る。 それを見て、後悔したり、自己嫌悪に陥ったり…。
しかし、中には自然とメールを書きたくなる人もいる。 この差はなんであろうか?
これは大事なことだと思う。 「あっ、これは答えてあげたいな」とワクワクするような、 そんな質問の仕方ってあると思う。 そして、それは結局、人としてどう生きてきたか? どう人と関ってきたか?
実は愛知県に住む見知らぬ女性から春から時々メールが届く。 深夜にも関らず、彼女のメールには 「あっ、そういうことなら答えてあげないとな」と 思わせるような気持ちになる。 彼女は突然の乳がん告知を受けて動揺し、 なぜかネットサーフィンして、私に行きついた様子。
9月は研修や個人セッション希望などで忙しく推移している。 また本業以外でもビックリするような転換があって 毎日がジェットコースターのような気になっていたのだが、 この間、帰宅したら、その愛知に住むMさんから自宅に 今年第一号のバースディ・カードが〜っ!! どうして家の住所と誕生日がわかったのか、一瞬??だったが 私と同じ患者会に彼女もわざわざ入って割り出したもよう。
丁寧な文字と花のイラストのカードを見ると、 疲れた体や夜中の時間が まるで暖かいスノードームの中にいるよう。 ありがたや〜。
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