つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2007/04/08(日) 花見・太極拳
5日(木)の午前は趣味の太極拳教室の屋外実習で
葛飾区の水元公園に行っていた。
水元公園付近は気温が低いようで、桜の葉はまだ出てなくて
ちょうど見ごろだった。
その下での極上の中国式気功と演舞。チト、寒かったけど。
人も少なくて物珍しそうに保育園児とカラスが見ているのみ。

私は基本的には魂の存在を信じているので
(って、何も霊能的な力はないが(^^ゞ)
この青空・太極拳を自分の魂がとっても喜んでいたと思う。

人は基本的には光の存在なのだとつくづく思う。
だからこそ、肉体を持ってる今の世は、
肉体の喜びを自分に味あわせてやることがベストだと思う。
それは性的な(って、表現が露骨ね(^_^;))ことだけでなく、
美味しいものを好きな人たちと食べるとか、
誰かにプレゼントをあげるために買い物をするとか、
ロウソクを灯してじっと見入るとか、
快く体操してちょっと疲れるとか、
そういうようなことを
この世では一番すべきことなんだと思う。

がん養生のために始めた太極拳を7年続けての成果は、
それをリアルに感じるようになったこと。
頭の中だけで考えてないで、
体を使うことに、とにかくとっても意味があると心底思う。

お教室は殆ど年配の人たちだが歩くのが早い、早い。
柏餅とか唐揚げとか皆と食べるための大きな荷物で
重そうなのに、明るく笑っている。

私は午後は講座の仕事があるので、ダッシュで
公園を後にしたが、風が吹き、桜吹雪の下を
皆がいつまでもいつまでも手を振って見送ってくれた。

“散る桜 残る桜も 散る桜” by 良寛


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