るーべんの音楽日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/09 『Ray/レイ』【DVD】
2005/04/01 ようやく出る『Pearl (Legacy Edition) 』
2005/03/23 ダウンしてました(^^;
2005/03/18 SCI / On The Cover
2005/03/17 The Rutles 2

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2004/11/20(土) なんだか急に
忙しくなっちゃったんで、本日は臨時休業。(^^;

2004/11/19(金) 史上最高のロックソング
ローリング・ストーン誌の“500 Greatest Songs of All Time”によると、“史上最高の歌”は、ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」だとのこと。
http://www.barks.jp/news/?id=1000003806
まあ、この誌名自体が同曲から採られたものですし、予想出来た結果かも。

先に発表されたWXPN(イーストコーストのFM局)の“The 885 All Time Greatest Songs”(http://www.xpn.org/WXPN_885list.pdf)と見比べると、スプリングスティーンに対する評価の差が興味深いですね。

2004/11/18(木) 著作者人格権
livedoor Blogの利用規約一部変更に伴なう大騒動、まだ続いてますねぇ。
16日の遅くになってから、livedoor側が条文の修正をしてきましたが、依然として反発のトラックバックは後を絶ちません。
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/9413905.html

多くのTBで指摘されている通り、問題は「弊社及び弊社の指定する者に対し著作者人格権を行使しない」の部分にあるでしょう。
著作者人格権は、財産権(印税の問題ね)と違って、譲渡したり、相続したりすることが出来ない、憲法で保障された基本的人権に係わる権利であって、行使するしないというものではないのです。
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime2.html

つまり、この利用規約の条文自体、法的に無効である可能性がある。

雑誌編集者なんかは、原稿中の人名や曲名の表記をちょっと変えるくらいの些細な変更でも、承諾を求めてきます。それが当たり前。

皆さんの文章が勝手にいじられ、主旨が歪められた形で、知らない間にどこかに載せられてしまい、それによる誤解でトラブったとして、誰が責任を取ってくれるのか。

自分のところの利用規約を読み直して、もし「これは危なそうだなぁ」と感じたなら、さっさと引っ越した方が良いでしょう。

livedoorには、倉木麻衣とか芸能人のblogも数多くあるはず。
倉木麻衣の日記も無断で出版しちゃうつもりなんですかねぇ。
もしそれをやったなら、間違いなく裁判沙汰になるでしょう。
著名人/有名人の場合は一般のユーザーとは別、ということだったら、これまたナメてる。

2004/11/17(水) livedoor Blogの著作権問題
直接的には音楽に関係ない話題なんですが、livedoor Blogが利用規約を一部変更して騒動になってますね。
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/9219857.html
つまり、livedoor側が利用者のブログの文章を活字に起こして勝手に出版しても、利用者は著作権を主張/行使できないということ。

あまりの反響の大きさに慌てたのか、意味不明な言い訳をしていますが、
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/9326120.html
規約の条文を変更するとは一言も書いていません。
あの条文のままなら上記の意味になります。
livedoor利用者はナメられてるんじゃないの。

音楽ライターで使ってる人も多いし、そもそもFree Music Watchdog(http://copyrights.livedoor.biz/)がココにあるんだから、何をか言わんや。
別のBlogサービスに移転した方がいいんじゃないかなぁ。>Free Music Watchdog

普段無頓着な方も多いでしょうが、一度自分のBlogの利用規約で投稿内容の著作権が誰に帰属するかを確認した方がいいと思いますよ。

ちなみにこの日記の場合、掲載された投稿内容の著作権は、原則として投稿をした利用者本人(つまりワタシ)に帰属します。
http://diary.fc2.com/kiyaku.html

2004/11/16(火) 『ジャニス: ブルースに死す』
『Festival Express』のDVDを観て以来、ジャニスのアルバムを聴き直したり、バイオグラフィを読み直したりしてます。

そもそも私がこの“Festival Express”というカナダ・ツアーのことを知ったのは、31年前の1973年に邦訳出版された、デイヴィッド・ドルトン著『ジャニス: ブルースに死す』(晶文社)を読んでのことでした。
ドルトンとジョナサン・コットの二人(共に当時ローリング・ストーン誌のライター)はこのツアーに同行しており、この本でもそのツアーの様子や列車の中での談話に一章が割かれています。

『Festival Express』の日本公開は来年になりますから、今から予習しておきたい方は読んでみるのもいいかも知れません。
いまだ絶版になっていない名著です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794951744/

2004/11/15(月) “My Babe”
先にちょっと触れた、ザッパのマザーズ・デビュー前(1964〜65年頃)の未発表音源集『Joe's Corsage』でオヤッと思ったのが“My Babe”のカヴァー。
この時期のザッパが取り上げてるんだから、普通はリトル・ウォルターのあの曲だと思うよね。
ところが...、何ともう一つの方の“My Babe”でした。

“My Babe”という同名異曲はいくつかありますが、最も有名なのはもちろんウィリー・ディクスン作でリトル・ウォルターがヒットさせたヤツ(1955年、R&Bチャート第1位)。
多くの黒人ブルースマンが取り上げてますし、アニマルズがカヴァーし、それを更にモップスがカヴァーしてから、日本でもアマチュア・ロック・バンドのレパートリーとして取り上げられることが多かった曲ですね。

で、もう一つ、そこそこ有名なのが、ライチャス・ブラザーズのオリジナルで、63年に全米ポップ・チャート75位の小ヒットになった“My Babe”。
こちらはスペンサー・デイヴィス・グループが『Their First LP』(1965年)の1曲目でカヴァーし、70年代にはフォガットが『Fool for the City』(1975年)でハード・ブギにアレンジして演ってました。
無名時代のザッパが演ってるのもこちら。

ザッパのヴァージョンはどうかって?
これに関してはSDGの圧勝ですな。(^^;

2004/11/14(日) 風邪ひいた
どうも風邪ひいちゃったみたい。
取りあえず、薬飲んで寝ます。
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その前にクリーム再結成についてもう一言。
再結成に「熟成したコクのあるブルーズ・ロック」を期待してる人がいるけど、そんなの“クリーム”じゃなく、“エリック・クラプトン・トリオ”じゃないの。
分かってないなぁ。

“クリーム”としてライヴやるなら、ストラトはヤメて欲しいですね。>EC
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追記:

『24 Nights』(1991年)の“White Room”や“Sunshine of Your Love”がオリジナル・ヴァージョンと「全く違う様相」なのは当たり前じゃないの。
全く違うバンドの演奏なんだから。(笑)
ここまでズレちゃってると、呆れてレスする気にもならんな。(^^;

何の話かって?
あ、どうも失礼しました。(^^;
ココ↓でのことね。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~honanae/wall/wall.cgi

2004/11/13(土) クリーム再結成?
なんだかとんでもないニュースが飛び込んできましたねぇ。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7711

ギタリスト、ベーシストはともかく、当年とって65歳のドラマーは大丈夫かいな?(笑)
皆が期待するのは、あの長丁場の激しいバトルだろうしね。

あるBBSに、クリームもいいけど、ブラインド・フェイス再結成を見たいという意見が出てますけど、このニュースを聞いたとき、実は私もまったく同じことを思いました。。
クリームは一応やれることはやり尽くしたバンドだったけど、ブラインド・フェイスは多くの可能性を残したまま(ていうか、ほとんど可能性を追求しないまま)消滅しちゃったから、その“続き”を見たい(聴きたい)のね。
他界したリック・グレッチに代わるベーシストは、地味な人なら誰でもいいでしょう。(^^;

2004/11/12(金) Jethro Tull / Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970
1970年のワイト島フェスティヴァルというと、すでにCDやDVDが出ているジミヘンやザ・フー、それにいよいよDVDでのフル・ヴァージョンが発売間近になったマイルス(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00069FKN2/)が有名ですが、ジェスロ・タルもこのフェスティヴァルで素晴らしいステージを展開したバンドの一つ。
それが今回フル・アルバムでリリースされました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HPFK/

タルのオフィシャルなフル・ライヴ・アルバムとしては、この1970年8月録音が最も初期のものとなります。
4ヶ月前に、キーボードのジョン・エヴァンを加えた5人編成での3rdアルバム『ベネフィット』を発表したばかり。その音楽性がほぼ確立された時期であり、イアン・アンダースンの見てくれが最もこ汚かった頃ですね。(笑)

セットリストは、2nd『スタンド・アップ』(1969年)と当時の最新作『ベネフィット』からの曲が中心ですが、翌1971年発表の代表作『アクアラング』に収録される“My God”が早くもお披露目されています。ここでのアンダースンの鬼気迫るフルート・ソロは本盤の聴き所の一つでしょう。

その後のようなプログレ的展開はまだそれほど前面に出してなくて、勢いのあるハードな演奏が中心ですが、哀愁味のあるメロディとアグレッシヴなフルートは、当時の一般的なハード・ロックの定形から大きくはみ出ていて、一筋縄ではいかない偏屈バンドぶりが痛快。
少々荒っぽい演奏だけど、この若々しさ、溢れる熱気は魅力がありますね。

映像版(DVD)も出るというウワサがありましたが、無期延期になった模様。

2004/11/11(木) 『Festival Express』【DVD】
8月に書いた(http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/ruben/?Y=2004&M=8&D=11)、本年最大の発掘映像『Festival Express』のDVDが、昨日Amazonより到着。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000305ZDO/

やはり劇場公開映画なんでリージョン1。
てなわけでPCで観ました。

ジャニス、ジェリー・ガルシア、ピッグペン、リチャード・マニュエル、リック・ダンコ。
うわぁ、様々な思いが込み上げてきて、文章にまとめられそうにない。
これについては、あと2〜3回観て、もうちょっと落ち着いたところで、改めて書きたいです。

11月絵日記の続き


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