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2021/07/21(水)
日本は・・・? 15 ー格差社会ー
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東京商工リサーチが14日に発表した21年3月期決算「役員報酬1億円以上開示企業」によれば、1億円以上の役員報酬を開示した企業は253社,役員数は11人増の544人であったとのこと。サマージャンボだの、年末ジャンボだの、「当たれば1億円だ」と言いながら、なけなしの虎の子をはたいて宝くじを買って「ああ、今度も当たらなかった」とか「買えば当たらず、買わなきゃなお当たらない」などと話し合っている日本人のなんと多いことか。懸命に働きながらその所得の低さに嘆きながら宝くじを購入している庶民と比べて、桁違いの多額報酬をもらっています。最高額はソフトバンクグループのサイモン・シガース取締役の報酬は18億8200万円、2位は武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長の18億7400万円などと桁違いの多さでした。消費税を導入して財政の安定化をめざした自民・公明両党はこの高所得者に対しての減税を実施してきたのです。この方々の減税額は数億円になります。この高額報酬は年間所得300万円〜1000万円の労働者たち及びそれ以下の賃金で働いている非正規社員が懸命に働いてできた結果でもあります。「この格差どうにかならぬか!?」と思う次第です。
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