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2020/11/24(火)
容量少なく 実は値上げ!
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日本経済新聞社の調査によると、食料品の価格が見た目以上に上がっていることがわかった。店頭価格の上昇率はこの8年間で4%の上昇だが、内容量を加味して計算しなおすと11%になるという。世帯構成人員が減るにつれて少ない容量のニーズが増え、メーカーはその希望に応えるべく少量化を進めてきた。そこで、年間10万種類以上が販売される食品の約1億件について、POS情報の販売データから食品の消費動向を分析した結果、その事実が分かってきたというのだ。店頭価格は2012年のアベノミクスから上がているという。つまり、8年間で4.1%だ。年2%の上昇を願ってアベノミクスを実施した結果である。ところが内容量当たりの計算をすると実に10.8%も上がっているというのだ。この価格には消費税の影響は除去しているとのこと。例えば、キューピーはマヨネーズの容量を500グラムから450グラムに減らしても売れ行きには影響しなかったという。ネスレのインスタントコーヒーも150グラムから120グラムに減らしても「減量インフレ」を消費者は受け入れてきたというのだ。例外はコメと加工肉だそうだ。コメは需要が少なくなったためと加工肉は業界の競争激化によるという。サラダ油は40,4%もの値上がりになる。クワバラ、クワバラ!!
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