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2020/10/07(水)
物価高で新興国は弱っている
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「トルコ11.77%、インド6.69%」これは何だと思いますか?さあて?と考えてみてください。これは新型コロナウイルスの影響で物価上昇が深刻だという数字です。ブラジルでは8月の食料品の価格が8.8%上昇したといいます。中でも食卓に欠かせないコメが19%超の高値に。19年7月から利下げを開始し、現在の政策金利は2%と過去最低の水準に。しかし、お金が目減りする速さについていけず中銀は政策金利の引き下げを見送らざるをえなくなった。トルコは通貨安で小麦の価格が高騰し、イスタンブール市は9月に主食のパンを値上げせざるを得なくなった。小麦の価格は85%、電気代は133%上昇したという。インドでは野菜が11%、肉や魚が16%も値上がりしたという。主には物流の不具合と通貨安であるが、新興国では同様の状況だとのこと。新興国の国民は物価上昇で生活が苦しくなっている。アメリカファーストを叫ぶトランプはコロナにかかっても選挙で忙しいと病院を抜け出した。アメリカは世界の盟主だと言うのならば新興国を支える通貨政策を打ち出すべきではないか!
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