たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2017/09/27(水) 魚の小骨(57)戦前は「終身」と言われた
今日はあちらこちらと忙しく雨の中を飛び回った。夕方家にたどり着くと「不在配達」の伝票がある。配達してくれる人に電話するとすぐに届けてくれた。北海道の友人から送られた「ジャガイモ」であった。「オオ、今宵はジャガバタで一杯だ!」と嬉しくなった。嬉しくないのは北朝鮮の李外相と安倍自公政権だ。方や「アメリカは宣戦布告した」との発言。方や「北朝鮮はやばいぞ!逃げろ、逃げろ」と日本国民を脅すだけ脅しておいて今度は一転して「臨時国会冒頭解散・総選挙だ」と森友、加計学園の質問封じの暴挙に出たのだ。北朝鮮の脅威の最中に解散総選挙という危機管理ゼロ策とは北朝鮮の危機は無いということか、それとも危機管理放置なのかのいずれかであろう。いずれにしても国民のことは眼中になく自分のことしか考えていない安倍総理だということだ。その安倍政権が狙っている「戦争する国への人づくり」=「道徳教育の教科化」にもどりたいと思う。北朝鮮の金正恩の秘密演説及び緊迫化する北朝鮮核兵器弾道ミサイル及び水爆実験で横道にそれていた話のことである。戦前の道徳教育は「終身」と呼ばれていたが、軍国主義を育成したということからGHQ(マッカーサー) 中止を命じられたあの道徳教育である。しかし、日本が主権を回復した1958年(昭33年)から教科ではない授業として小学校、中学校に於いて週に1時間設けられることとなったのだった。

2017/09/25(月) 魚の小骨(56)リーに懸賞金5百万ドル
今日は畑を耕し、栗とオクラを収穫した。栗はまるまると太っている。ここ最近は栗を毎日おいしくいただいている。栗は日本古来の食料でコメ栽培が中国からもたらされる以前の縄文時代よりもっと前の狩猟、漁労の時代にも食料とされ、日本人に定住をもたらした食料だとされている。オクラはいろいろ食べ比べてみたが、蒸すのがわたしには一番合うようだ。モズクで食べても、ポン酢でいただいても美味しい。オクラの収穫を2日も放置するとアッという間に大きくなりすぎる。これが難点だ。難点といえば、今朝、テレビ報道でイランが弾道ミサイルを発射した、と聞いた。正確に言えば、テレビ画面を見ながら聞いたであろうか。ブッシュ(子)大統領が悪の枢軸でならず者と評したイラク、北朝鮮、イランの3国の中の一つである。まるで北朝鮮の挑発に呼応したかのような弾道ミサイルの発射である。アナリストの言によれば、北朝鮮は以前からイランに核兵器開発の援助をしていたという。「お互いにアメリカから憎まれている。協力し合おうじゃないか」というのならば納得できる。さらにイラン核開発の陰に中国と韓国の陰があるという。韓国大手銀行の口座にイランの預金が10憶ドルあり、マネーロンダリングの疑いありと指摘する。さらに、中国軍が関与している大連盛輝公司がミサイルの部品を製造していると。そして、アメリカは680万ドルを差し押さえたとも。弾道ミサイルに関して、FBI は1972年生まれのリー・ファンウエイを指名手配し、アメリカ国防省が彼の情報を提供し、逮捕に至った場合は500万ドルの賞金を支払うという。リー・ファンウエイがイランに弾道ミサイルの部品を販売、協力したからだとのこと。リーは「わたしは鉄やその他の金属を扱っていてそれらを売っただけだ」と釈明しているという。真偽のほどはよく分らないが、イラクではクルド人が独立の投票をするとのことできな臭い臭いが充満し始めている。原油の大規模掘削によるアメリカメジャーの利権に対するアラブ人の憎しみも含めて中東情勢も危うさを増してきたようだ。

2017/09/24(日) 魚の小骨(55)まるで暴力団だな
今日は農道や畦道、川土手道の草刈りと用水路の整備をした。この前列島を駆け抜けた台風18号の後遺症で用水路は砂や泥で埋まってしまっていた。「こりゃあまあ、清掃じゃなくて災害復旧じゃなあ」と言い合って作業したものの今は体中が唸っている。特に手首と腰は痛みがひどい。9.11同時テロで「大量破壊兵器は危険である」としたブッシュ(子)大統領はアルカイダのウサマ・ビンラディン掃討戦に続いて「イラク、イラン、北朝鮮を大量破壊兵器を開発する悪の枢軸、ならず者国家だ」と名指しで非難した。そこで国連はイラク査察を再開したものの大量破壊兵器を開発しているという明確な結論は得られなかった。しかし、「証拠がある」として戦争を主張するアメリカ、イギリスとすべきではないとするドイツやフランスと対立した。ロシアも反対した。アメリカとイギリスは有志連合として国連決議がないままイラク攻撃を開始した。2003年3月20日のことである。4月9日に首都バグダードを陥落させ、5月1日に戦争終結を宣言した。サダム・フセイン大統領が逮捕されたのは12月であった。2004年6月まで有志連合軍が占領。その後はアメリカ軍がイラク駐留を続けた。翌年12月に民選によるイラク政府を誕生させたが、この間反米、反政府勢力による攻撃は激化する一方であった。アメリカも新政府も国民に歓迎されていなかったことは確かである。そして、ブッシュ大統領が掲げた「イラクが大量破壊兵器を開発しているという証拠」が「虚偽」であったことが判明した。そしてイラクでの大量破壊兵器は発見されなかった。こうしたことからアメリカ国内でイラク戦争への疑義が高まり、戦争反対を訴えたオバマ氏が大統領になり、アメリカ軍の撤退を完了させた。イラク戦争での死者は有志連合軍172人、イラク人は10万人を超えるという。この事実からすれば、国連は「ブッシュ大統領を殺人罪で起訴してもいい」と思えるが、イラク特別法廷はサダム・フセインに死刑を宣告し、処刑した。これは有志連合軍による私的リンチ処刑殺人だとも言える。北朝鮮の金正恩が「お前が持っている核兵器を俺が持って何故悪い。殺らねば殺られる。ならば殺ってみやがれ、俺も殺ってやる。さあ、来てみやがれ」という暴力団の抗争と同じ様相を見せているというのが現在のトランプ氏と金正恩であろう。これに対して「話し合いなど無用です。トランプ親分!奴らの資金源を締め上げてやりましょう。さあ、みんなそうだろ」と言っているのが安倍総理でしょうか。結局、アメリカはイラク戦争でIS(イスラム国)を創ってしまったことになるのですが、まったく反省の色はありません。日本もアメリカに加担してきたのですが、これまた全く反省の色がありません。これでほんとうにいいのでしょうか?レベルはまるで暴力団の抗争と同じです。始末が悪いのは何にも関わりのない人たちが犠牲になることです。軍隊は地球軍が保有し、それぞれの国は軍隊を持たないようにする。そして、核兵器はすべて廃棄すべきではないかとわたしは思う。

2017/09/23(土) 魚の小骨(54)石油の為の戦争!?
昨日の雨で諸事大忙し。国連も大忙しで、アメリカのトランプ大統領が北朝鮮を脅す演説。これに対して北朝鮮の金正恩がさらなる脅しで返礼という事態に。オバマ大統領の対応は「無視」であったが、トランプ大統領はいちいち反応するも官僚配置という対策は取れないままである。今度は「国を亡ぼすことになるぞ」と。これに対し、金正恩は太平洋上での水爆実験に言及した声明を発表。しかし、我々はこれから先の両国及び日本などの情報合戦に騙されないようによくよく注意しておかねばならない。アメリカはイラク戦争に突入する前の湾岸戦争(イラクがクウェートに侵攻)に於いてイラクが非道な行為をしているとの報道を流した。クウェートから脱出した少女がアメリカの下院議会で「イラク兵は病院にまで攻めてきて赤ちゃんを保育器から出して殺した」と証言。また、イラクがペルシャ湾に原油を流出したために水鳥が死にかけているなどの映像が毎日流された。しかし、後日、この少女はイラクにもクウェートにも行ったことがないアメリカ在住の少女だったこと、彼女はクウェートの難民ではなかったこと、水鳥の映像もアメリカ国内で撮影されたものであったということが分かった。では湾岸戦争はどうして起きたのだろう?もともとアメリカはイランを支援していたが(もちろん原油の利権はアメリカが握っていた)、そのアメリカの支援の下でイラン国内の貧富の差は急激に激しくなっていった。民衆の不満は国王を失脚させイスラム原理主義のホメイニ氏に政権を譲渡させた。もちろん民衆の不満、イスラム原理主義は反米であった。そこでアメリカはイラクを支援した。しかし、10年に及ぶイラク・イラン戦争はイラクにもイランにも戦費負担が重くのしかかっていた。イラクは原油値下がりと戦時債務負担で経済困窮は極めて激しさを増していた。原油の値段は当時1バーレル15ドル程度であった。経済を原油に頼るイラクの国家存亡は1バーレル25ドルを必要とした。そこで中東の原油産油国OPECで25ドルを保持しようと減産を提案した。一応、減産合意はできたもののイランは私的油田の掘削はしないで産油を続けた。クウェートは合意を守らず、産油を続けた。これに業を煮やしたイラクのフセイン大統領は軍事的解決をめざし、クウェ―トに侵攻した。これはケシカランとアメリカは国連を主導し、国連は多国籍軍を派遣すると決定した。
1991年1月17日の空爆が多国籍軍の戦争突入であった。結局アメリカは反米思想の根強いイスラム原理主義とは相いれないという結論を出したようである。その根底には原油を巡る利権が絡んでいることも確かである。イラクのフセインをやっつけることはアメリカの石油の利権を守るためであろう。4月に停戦となったこの戦争は「イラクが大量破壊兵器を破棄する」という決着をみたのであった。こうして見てくると、イラク、イラン、ウサマ・ビンラディン率いるアルカイダというアメリカが敵視し、戦争を仕掛けた国々はアメリカの石油の利権を守るということではなかったのではないかと思える。

2017/09/21(木) 魚の小骨(53)ブッシュってどんな人?
ブッシュ(子)大統領ってどんな人だったのだろう?スポーツは得意だったが一流とまではいかなかったようだ。勉強もさほどではなかったようだ。特徴は父がアメリカの大統領で親子2代にわたる大統領だったことであろう。最大の特徴は石油に関連、熟知していたことであろう!彼はテキサスの石油工業会社に就職していたが1978年のテキサス州下院議員選挙に出馬。しかし、落選・敗北という結果となった。そこで、石油会社にまた戻るが、その後、アーバスト・エネルギー、スぺクタン・7、ハーケン・エネルギーの会社社長、CEO を勤めている。つまり世界の原油算出国、石油会社との取引を行っていたということである。彼が中東の石油の利権を争っていたことに疑う余地はない。また、彼はキリスト教右派であり、彼の支持者が中東の利権追及の主役であったという事実も疑う余地がない。彼はその後テキサス州知事に当選し、「次は国のトップだ。親父を越える」と2000年の大統領就任をめざした。その際、次のテキサス州知事に弟を当選させている。この大統領選挙はアメリカの大統領選挙史上最大の接戦だったという。今回のトランプ氏とクリントン氏との選挙と同様の展開であった。一般投票で500票少なかったものの弟が知事を務めるテキサス州の選挙人25人を得たために選挙人投票で5票相手候補を上回り、大統領となった。彼は大統領に就任したものの支持率は低迷し、ひどく悩んでいた。そこへ9カ月目の異変である。9.11同時多発テロの発生である。3日後の9月14日、彼はテロの現場であるグラウンドゼロの見舞いに訪れ、救助活動に奔走する警察官や消防士を激励した。そして、彼は、十分な検証をしないまま「このテロはウサマ・ビンラディン率いるアルカイダの仕業だ」と断定し、アフガン戦争を始めることとなる。「テロは許さない」というメッセージは世界の共通認識となっていった。支持率は最高に跳ね上がった。そして「パトリオット法」(愛国者法)を議決させ、アメリカ国民を戦争へと駆り立てた。こうして2002年1月の一般教書で「イラク、イラン、北朝鮮は大量破壊兵器を開発、所有するならず者国家である」と名指しで非難した。そして、イラク戦争へと向かって行くのであった。ブッシュ大統領とウサマ・ビンラディンとは旧知の間柄であったとも言われている。アフガン戦争、イラク戦争の裏の裏の底には「原油をめぐる利権」が渦巻いていたことを窺い知ることができる。大量破壊兵器の開発、所有でイラクやイランとの軍事行動をも辞さないアメリカの対応と原油もなく労働力だけが資産の北朝鮮を放置したアメリカの対応の違いはここにある。アメリカは北朝鮮を相手にしても利益にならないのである。しかし、そのツケが今回って来たような気がしないではない。北朝鮮・金正恩が「イラクのフセインは核兵器を持っていなかったから殺されたのだ」という理由もここにある。今となっては手遅れの感もある北朝鮮の核兵器開発がアメリカを直接に脅す段階となって核兵器開発は許されない、お前は最悪の事態を迎えるぞとの脅しには脅しの対応。だが、国連が核兵器保有を認めた米・英・仏・露・中の5か国と国連が認めていないインド、パキスタン、イスラエルの3か国の8か国だけが核兵器を保有してもよくて他の国はダメという論理は破綻しているのではないだろうか?今回国連の122か国が核兵器禁止条約の決議に賛成した。昨日そのうちの42か国の署名式が行われた。もちろん現在の核兵器保有8か国は賛同しないで反対している。まことに残念ながら、世界で唯一の被爆国日本が反対して世界の国々からひんしゅくを買っている。日本人としては本当に恥ずかしい限りであるが、それはさておき、9.11同時多発テロの自作自演説もあながち嘘とは言えないと思えてくる。

2017/09/19(火) 魚の小骨(52)アメリカは敵だ!?
9.11同時多発テロ事件について多くのさまざまな不可解な謎を放置したまま捜査を打ち切ったブッシュ(子)大統領は「実行犯はウサマ・ビンラディン率いるアルカイダの犯行だ」と結論づけた。これに対してアルカイダはイエスともノーとも言わなかった。が、ブッシュ大統領は反アラブ感情の高まり(或いは高めてかも)を利用してアルカイダへの報復戦争に突入した。しかし、現在に至ってもなおアルカイダの計画した犯行だとの証明はされていない。只、はっきりしている点はアラブ系人の反米感情が根強く、大きいことは確かであった。(1)アラブ系人の多い中東の石油資本をアメリカのメジャーが大規模掘削を行い、利権を握ったことへの反発が根強くあったし、現在もある。(2)1990年〜1991年の湾岸戦争に於いてサウジアラビアへの進行を狙うイランへの抑止力としてイスラムの2大聖地があるサウジアラビアにアメリカ軍を駐屯した。サウジアラビアがアメリカに助けを求めたことになっているが事実関係は不明である。現地ではアメリカの意向と受けとめられている。また、このアメリカ軍の駐屯にウサマ・ビンラディンは反対していた。(3)イスラム原理主義組織はアメリカは金銭と快楽を追求する腐敗した神に背く国だと受け止めていた。(4)アメリカはイギリスと共に国連を利用してアラブ人の土地を奪ってイスラエルを建国させた。(5)この地はイスラム教の聖地であり、ユダヤ教の聖地でもある。(6)イギリスとアメリカは第二次世界大戦で協力すればユダヤ人に建国させると約束して協力させた。ユダヤ人は2千年もの間国が無く、建国を願っていたのでイギリスとアメリカに協力した。一方、アラブ系住民にもパレスチナ独立を約束して戦争に協力させるという2枚舌を使った。結果、アラブ系人を裏切り、イスラエルを建国させたというパレスチナ問題が横たわっている。(アメリカ人、イギリス人は大嘘つきだ!)(7)従って、アメリカは敵国イスラエルを支援する敵国だ。(8)アメリカはイスラム教の聖地を奪った許されざる敵である、などの敵対心が複雑に組み合わさっているので、アメリカと日本が正しいと単純に結論を出すのは早計ではないかと思う。

2017/09/18(月) 魚の小骨(51)9,11テロは謎だらけ!?
列島を縦断した台風は今回も多くの爪痕を残した。特に大分県がひどかったようだ。足守川も溢れる寸前だったようだ。列島を縦断したもう一つの解散総選挙報道は10月10日告示でどうも確定したようだ。すると、やっぱり北朝鮮問題は自民党安倍政権浮揚のための小道具だったようだ。安倍首相は北朝鮮への経済圧力一辺倒、米国核傘頼みの核兵器容認姿勢で北朝鮮への挑発は対応できると思っているのであろう。被爆国日本の首相であって欲しくない政治姿勢だと思う。政府の要請、或いは恫喝を受けてかどうかは知らないが、日本のマスコミの政権擁護姿勢はひどいと思う。もっと事実を掘り下げて報道すべきではないかと思う。9.11同時多発テロ事件による死者は3000人を超えたと言われているが、確定した死者数は不明のようだ。このテロ事件についてもイラク攻撃の妥当性を含め、もっと掘り下げてマスコミは真実の報道すべきなのではないか!?と思う。 ・アメリカ政府はなぜ十分な検証をしないまま世界貿易センタービルを撤去し、遺体収容も途中で打ち切ってしまったのか?検証するとまずいことがあったのか?すべての遺体を収容するまで撤去を待つのが当たり前であるにもかかわらず。 ・貿易センタービルの柱の鋼鉄がなぜ切断されたようになって崩落したのか?建築学会ではあのビルの崩落の仕方は考えられないという。上部階に突入した旅客機が多量の燃料を積んだままであったとしてもなぜ階下から崩落したのか?爆薬を仕掛けたビル解体現場と同じ状況ではないか!? ・突撃した飛行機爆発で炎上した黒い煙は当然だとしてもなぜ関係のない白い煙が多く上がっていたのか? ・直撃を受けていないビルの階下でなぜ爆発音が録音されているのか? ・ペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)は1階から4階までが崩落したが、空いた穴が飛行機よりも小さかったのはなぜか? ホワイトハウス突撃寸前での墜落事故も含め、他にも多くの謎があるにもかかわらず、アメリカ政府は翌年5月をもって捜査そのものを打ち切ったのはなぜであろうか? この事件の多くの「謎」が<陰謀説>や<自作自演説>を生んでいることも確かである。だが、真実は藪の中である。では、なぜ9.11テロ事件を契機にしてブッシュ(子)大統領はアルカイダ攻撃、イラク攻撃を始めたのであろうか?ブッシュ・アメリカとアルカイダ、イラクとはどのような関係であったのか?

2017/09/17(日) 魚の小骨(50)真相は藪(ブッシュ)の中
暴風・豪雨を伴って台風18号が九州に上陸した。予報では北海道まで駆け抜けるという。間もなく岡山にも近づく頃だ。と同時に、安倍首相が公明党・山口代表と「9月23日開会の臨時国会で衆議院の解散総選挙を否定しない」との話し合いをしたとの解散報道が列島を駆け抜けた。森友学園土地疑惑及び加計学園獣医学部新設疑惑で急低下していた支持率が北朝鮮問題で支持率が回復した「今だ!」ということらしい。そうだとすれば、北朝鮮の挑発は「その程度のことだ」し、解散総選挙をしていても「北朝鮮の核問題はさほどのことではない」ということらしい。そうであるならば「ミサイル発射だ。そら隠れろ!}「核実験をした!やばいぞ!迎撃ミサイルに、イージス艦に、オスプレイに、F35・・・あれも要る、これも要るといった防衛費は本当に要るのだろうか」と思えてくる。北朝鮮の脅威というものは森友、加計問題を隠蔽するよりも対応するレベルは低いに違いない。そこまでして国会を開かない理由は森友も加計も事実なのだと思う以外になさそうだ。憲法に定められた規定さえ守らず国会を開かない理由はそれ以外にはないはずだ。「嘘つきは安倍ばかりじゃない。ブッシュ(子)も嘘つきだった」と安倍は言うかも知れないな。当時の首相は小泉氏だったから。いやー、でも、やっぱり言えないだろうな。日米関係にヒビが入ると困るから。ブッシュの嘘は藪の中である。それは、2001年9月11日に起きたアメリカでの同時多発テロ事件である。世界に衝撃を与えたあのビルへの飛行機突入爆破事件だ。アメリカの国内便4機がアラブ系グループにハイジャックされ、コックピットが占拠された結果、進路変更をし、世界貿易センタービル2棟、ペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)、ホワイトハウスが狙われた。アメリカン航空11便は貿易センターツインビル北棟へ8時46分に突入。ユナイテッド航空175便は南棟へ9時03分に突入。9時59分に南棟崩壊。10時28分北棟崩壊。われわれ日本人は現地と13時間の時差があるため、当日の深夜からテレビ報道でツインタワーが崩壊する様子を映像で知ることとなった。ペンタゴンにはアメリカン航空77便が9時38分に突入した。ユナイテッド航空93便はホワイトハウスを狙ったが、犯行を察知した乗客とトラブルになり突入寸前で墜落した。このアメリカ同時多発テロ事件そのものの真相は未だ明らかになっていない。そして、この事件の背景も複雑であるが、われわれ日本で暮らしている日本人は何となくアメリカと日本が正しいと思い込まされている節がある。テロは良くないことだ。殺人は良くないことだ。それはそのとおりであるが、本当に日米の判断は正しかったのだろうか?その裏に潜む嘘や悪意はなかったのであろうか?

2017/09/16(土) 魚の小骨(49)WMD(大量破壊兵器)
昨日発射されたミサイルは「火星12」だと北朝鮮が発表した。昨日の高度750〜770〜800kmの記述はわが国の防衛省が750km、韓国が770kmと最初報道されたものの最終的発表は800kmに修正されたということである。こうした北朝鮮の核実験と弾道ミサイルによる挑発を利用してわが国、日本の防衛費は膨張し続けている。新型PAC3が400億円、新型SM3、イージス艦(船から宇宙へ迎撃ミサイルを発射できる)、イージスアショア2機(陸から宇宙へ迎撃ミサイルを発射できる。他国での購入例では800億円)、F35戦闘機6機、事故多発で有名な輸送機オスプレイ、尖閣諸島など島警備隊新設などで合計5兆2551億円を防衛省は要求した。しかし、これにはロケット開発や防衛装備庁の予算などは含まれていないはずであるからまさに膨大な防衛費となることは確実である。昨日の軍事アナリストの発言「イージス艦から発射されるミサイルの高度は500kmで北朝鮮のミサイルには届かないので役に立たない」にショックを受けた人も多いのではないだろうか。また、北朝鮮のミサイルの高度を日本の防衛省は750kmと発表したが韓国の770kmよりも精度が低かった。これらのことを防衛省はどう説明するのだろう?「まだまだ予算が足りないからです」と説明するのではないだろうか、と思える。さて、金正恩は?いずれにしてもこのミサイル実射でグアムへの飛行距離を確保して見せた金正恩は父・金総書記の教え「核兵器、化学・生物兵器の絶えざる開発と保存が朝鮮半島の平和をもたらす」を忠実に履行しているようだ。彼の北朝鮮での現体制維持のための教訓はイラク戦争とリビア内戦だと言われている。まず日本の自衛隊も駆け付けたイラク戦争を考えてみよう。2003年3月20日米国のブッシュ(子)大統領はイラクの首都バクダードヘ空爆を開始した。WMD(大量破壊兵器)を放棄しないからだという理由であった(戦争終了後14年経った今日に至っても大量破壊兵器はまだ確認されていないにもかかわらず)。49日間の戦争でイラクのバクダードは米英が主導する有志連合軍に占領され、フセイン大統領は同年12月に逮捕され、2006年末死刑を宣告され、処刑された。このブッシュ大統領が仕掛けたイラク戦争を考えるには2001年9月11日の同時テロ事件にまでさかのぼらねばならない。 *WMDとは Weapons of Mass Destruction の略称で、大量虐殺や大量殺傷が可能な大量破壊兵器の総称で核兵器、化学・生物兵器などのことを言う。

2017/09/15(金) 魚の小骨(48)北がまたミサイルを発射
北朝鮮が今朝6時57分ごろミサイルを発射した。方向は前回と同じ襟裳岬上空を飛翔し、およそ2200km先の太平洋に落下した模様。高度は750km〜770km〜800kmで飛行距離はおよそ3700kmとのこと。前回と比べて高度200km、飛行距離は2000kmほど伸びているようだ。グアムへの到達が可能となった今回の事前連絡なしの発射は国連の制裁決議に対する「米国に最大限の苦痛を与える用意がある」との声明をだした北朝鮮の実行行為であろう。昨年3月6日の党と軍幹部への金正恩演説の2日後、彼は核兵器研究所に足を運び核爆弾の模型と見られる大きな銀の球体を前に「核先制打撃権は決してアメリカの独占物ではない」と満足げに宣言したという。それから1年半、飛行距離3700kmの報告を受けて満足げにうなずく孤独な独裁者の姿がわたしの脳裏に見浮かぶ。「後は大気圏落下の際の高熱に耐えうる核弾頭の開発だ。これが完成すればアメリカ本土が狙える」と地球儀を回していればヒトラーと同じポーズではなかろうか。ヒトラーは海を越えてイギリスを爆撃するロケットを開発した。山本五十六は「アメリカに勝つためには本土を狙う以外にはない」と巨大潜水艦とその潜水艦に搭載する折り畳み式戦闘機を開発させた。残念ながら実践には至らなかったが。およそ80年前と同じ発想である。敵の国民の命を人質にするという戦法は古今を通じて同じなのかも知れない。自国民の命は戦う前に捨てている。この構図も同じである。貧しい者ほど最前線で命を投げ出し、一般市民が攻撃の対象とされる。兵隊同士で命を懸けあう第一次世界大戦までの戦争とはまるで様相が違うということをまず各国国民は知らねばならない。旧日本軍が中国で始めた無差別爆撃がアメリカによって日本本土空襲という形でお返しされようとは天皇陛下も当時の政権幹部も軍幹部もご存じなかったであろう。それが今では通常の爆弾でもなく、焼夷弾でもなく、広島型原爆の10倍以上の核爆弾である。一瞬にして今度は広島、長崎だけではなく中国地方、九州全土が被災する規模である。中国及びロシアへのメッセ―ジは日本が「核兵器廃絶を」と伝え、合意を得る努力をしなければならない。それが日本の為すべき責務ではないか。

9月絵日記の続き


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