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2017/07/17(月)
汝の敵を愛せよ
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クリスチャン新聞(7・16)によると、第2回北朝鮮セミナーが6月12日に開催されたとのこと。最初に挨拶をされたピーター李氏は「北朝鮮の最近の変化は5分ごとに陣痛が襲ってくる感じだ。社会(共産)主義国で国家がすべての所有をしているはずだが、最近では市場が生まれた。22年前に配給が出来なくなり、いろんな国から物資の援助を受け、市場が設けられた。平壌で5つの市場であったが昨年末では467もの市場が出来ている。また持つ者と持たざる者の区別がされる不平等社会である」と。シム氏は脱北した時の北朝鮮を「民は食べ物が無く餓死しているのに金正日は毎夜晩餐会を開いていたので彼を憎んでいた。はっきり言って悪魔が支配する宗教集団だ」と。南北分断の加害者である日本人、日本人を拉致しその人の人生を滅茶苦茶にした北朝鮮。今の日本から見れば敵性国家だ。しかし、政権崩壊時に最大450万人もの難民が予想される北朝鮮。1953年ごろから北朝鮮はクリスチャンを捕らえ皆殺しにしてきた。58年にはクリスチャンはいなくなったと発表したが、神様はクリスチャンを派遣している。韓国の教会からも「助けて」の声が寄せられている。崩壊の在りようも関係するがその準備をしなければならない、などということが話し合われたとのことである。トランプ大統領が海外に仮想敵をつくり憎悪を掻き立て開戦も辞さないと公言しているアメリカ。そのアメリカと行動を共にしている日本。日本は何をすべきか。日本の教会はどうすべきか。難民救済をどのように準備すべきか、”汝の敵を愛せよ”ということであるが、われわれ日本人が知らされていない北朝鮮の様子が記されていた。同紙の北朝鮮の真実の報道に感謝したい。
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