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2017/05/29(月)
南無阿弥陀仏
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沙羅の苗木を植えてより5年になる。今年やっと愛らしい真っ白な花を咲かせた。沙羅の花は一日限りの儚さで知られている。最もよく知られているのが「平家物語」の冒頭の語りである。「祇園総社の鐘の声 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を現す 驕れるもの久しからず・・・」というあのくだりである。わが家の沙羅の花は紅いガクに包まれて真っ白い花がその中に座っている。一つ一つの花の命は儚いのだが、沙羅の花は木全体としては多くの花をつけているのでにぎやかだ。野焼きで焼かれたり、草刈り時に斬られたり散々な目に遭った結果として花を咲かせるまでに5年かかった。ご苦労様と誉めてやりたいものだ。但し、願わくば、驕る平家のように公明、維新に支えられた驕る安倍政権は早く瓦解してほしいものだ。南無阿弥陀仏。
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