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2017/04/08(土)
トランプのシリア攻撃に思う
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トランプ氏が習近平氏との米中首脳会談中にミサイル・トマホーク59発でシリア軍施設を破壊した。理由は「シリアが化学兵器を使用した。人道上許せない」というものだ。しかし、本音である「北朝鮮を何とかしろ。出来なきゃ俺がやるぜ」との習氏中国への「脅し」が透けて見える。まさにギャングの手法である。シリア内戦はロシアが支援するアサド派とアメリカが支援する反アサド派、及び内戦を機に勢力を拡大しているイスラムステート(IS)との間で死闘が繰り返され、多数の市民の命を奪うとともに500万人もの難民を生み出してきたが、この攻撃でますます混迷を深める結果を産み出した。もちろん彼は結果に責任をとらないであろう。安倍氏はこのトランプ氏の行動を支持すると尻尾を振ってすり寄った。そして引き上げていた韓国大使を急遽理由も示さず韓国に戻した。いざという時に韓国に日本大使がいなければ在韓邦人3万人の生命に危険が及ぶと責任が取れないからであろう。北朝鮮が韓国又は日本を攻撃する危険性はますます増大した。このような内戦の悲劇、国家間戦争、さらには第三次世界大戦を止める手立ては、話は少し飛躍し過ぎるが、地球政府を設立し、それぞれの国の軍隊、兵器を無くす以外に無いのではないかと思う。
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