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2016/01/27(水)
永き日の暮れんとするやまだ国会
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地方創世の表舞台に出てきた省庁の地方への移転についての検討。文化庁を京都へ。消費者庁を徳島県神山町へ。中小企業庁を大阪へ。・・・・・。本当にそうなるのだろうか?なんにも問題なく国会審議が午後5時で終わると思っているのだろうか?5時に終わっても徳山から東京へ出て国会審議に携わっている人はその日のうちに帰ることは困難だろう。ましてや深夜に及ぶこともあるだろう。わたしの市議会議員の短い経験でも徹夜審議はざらにあった。市民の暮らしを思えば、正すべきは正さないといけません。いつまでもだらだらと日延べをした議論とはならないのです。ましてや国民の生命、財産に係る議論をすべき国会です。甘利大臣の献金疑惑を「はい、5時がきました」で見逃すことが許されるのでしょうか。ありえない話です。5時を過ぎても議論となれば、関係官僚は「国会待機」が当然でしょう。また、地方へ追われた官僚は「あ〜あ、俺は都落ちか」と思うのではないでしょうか。自分で答弁できない大臣や長官がいるのですから、質問原稿に答弁の付箋を貼り付けたファイルを持っての国会待機は当然なのです。ホテル住まいの経費も馬鹿にならないでしょうし、家族との折り合いが悪くなってもいけません。日本国全体の在り方を再検討し、納得ずくのミニ遷都ならばまだ許せます。
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