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2015/08/22(土)
他山の石として
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18日、東京都豊島区のJR池袋駅の近くで乗用車が暴走し歩行者5人を死傷させた事故があった。逮捕された金子庄一郎(53)容疑者は医師であり、てんかんの持病があり、治療中だったとのこと。てんかんは薬を飲んでいれば発作を抑えることができ、運転に支障はないというが、金子氏は薬を服用せず、てんかんの発作による意識障害のため正常な運転ができず事故を起こしたという。警視庁池袋署は過失傷害(自動車運転処罰法違反)から危険運転致死傷に切り替えたという。同容疑者によると「前日の16日午後1時ごろに家を出て、横浜市内で墓参りをし、いったん自宅に戻った。その後、池袋を訪れ、午後9時半ごろに駅前の地下駐車場を出た。その後、駐車場を出る坂を上ったことを覚えているが、大通りに合流する手前くらいから記憶がない。気が付いたらビルにぶつかって停止していた。寝不足で一日中運転した疲れがあり、居眠り運転をしてしまった」と供述しているようだ。危険運転をどう防止するか!高齢者の運転も人それぞれ。危険運転に該当する人もいれば、そうでない人もいる。一口に「運転NO!」と言ってしまうわけにもいかない。金子氏のように病気ではあるが薬の服用を誤らねば大丈夫な方もいる。だが、金子氏は医師でありながら薬の服用を怠って大事故を起こしてしまった。ぼくもこの事故を他山の石としてよく考えなければならないと思った。運転免許証をいつまで保有するか!?危険を感じたら免許を戻した方がいい。だが、日本は、特に大都市部以外は公共交通がなく、困っている方が圧倒的に多い。交通手段を車に頼らざるをえない現状もなんとかしなければなるまい。
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