たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2015年7月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2023/12/25 胃を4分の3切除
2023/04/05 昨日「胃がん」だと告げられた!
2022/11/07 地獄飯
2022/10/23 もんもんとして
2022/10/05 紅葉

直接移動: 202312 4 月  202211 10 9 8 7 5 4 月  20217 6 5 4 3 2 月  202011 10 9 月  20194 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  201012 11 10 6 5 4 3 月  200912 11 10 8 7 6 4 月  200812 11 10 8 6 5 4 3 1 月  200712 11 10 9 7 6 5 4 3 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200512 11 月 

2015/07/30(木) 白石踊り
ぼくは若いころ、とは言っても29歳から30歳にかけての2年近くだが、民主商工会の仕事で笠岡に居住したことがある。担当エリアは笠岡市、井原市、芳井町、美星町などであり、思い出深い地域である。笠岡市の島しょ部にももちろん出かけた。白石島は笠岡港から高速船で20分余りで着く石材の島である。見下ろせば目も眩むような石切り場で「恐い」と思ったこともある。今の人口はわずか540人ほどの小さな島だが、なんとこの島には800年以上の歴史を持つ古式ゆかしき盆踊り「白石踊り」がある。1976年には国の重要無形民俗文化財に指定されている。起源は1183年の源平水島合戦の戦死者を弔うために始まったとされる。特徴は1曲の音頭・太鼓に合わせて13とおりもの踊りを踊り分けるという。男踊り、女踊り、扇子を使う二つ拍子、笠踊りなど6踊りまではわかるが後の7踊りはぼくにはよくわからない。島でのもっとも人気は弓の名手・那須与一を歌った曲だと言う。8月13日から16日までの間の4日間に島の人口は1500人にもなる。今も岡山市南区藤田で石材業を営む友人家族ももちろん里帰りだ。踊りや太鼓や唄は学校でも教え、小学生ももちろん学ぶ。中学卒業までには男女とも主要な踊りを3つづつマスターするという。苦労は多いと思われるが是非とも後世に踊り伝えてほしいものである。

2015/07/29(水) 北海へそ踊り
ずいぶん以前のことになるが、日本共産党岡山市議団で高知市に視察に出かけたことがある。たまたま「よさこい祭り」に遭遇し、感激したことがある。次から次へと踊りの連が自由な振り付けで踊りながら通り過ぎてゆく。こんな祭りが岡山にあってもいいねと話し合った記憶がある。それから数年して北海道に伝播した「ソーラン踊り」が有名になった。岡山でも園児たちが学区の体協主催の運動会でも踊りを披露されるようになった。それからしばらくして、安宅市長時代にはできなかったが、萩原市長時代になって「うらじゃ踊り」としてお目見えすることになった。今ではかなりの連がでるようになってきて内心喜んでいる。今年は娘夫婦も少しだけだが参加するようだ。北海道富良野市の「北海へそ踊り」がユニークでユーモラスな踊りのようだ。富良野市は北海道のへそに当たる地域だから腹を白く塗り、胸に目を、へそには口を書いて「ハアー、まんなか、まんなかまんなかのどまんなかよ〜」と表情豊かに腹をよじって踊るそうだ。今日がその祭りの日のようだ。北海道の友人から「富良野メロン」が届いたので「ぎょろ目、よじれ目のへそ踊り」を思い出した。O君、ありがとう。

2015/07/28(火) 今日、猪対策の柵を設置した
今日はご近所さんと共同で猪対策の柵を設置した。安全性は24ボルトなのでこちらは大丈夫と思われるが、市は見に来るようだ。そうは言っても不安なのだろう。19日午後4時ごろ、静岡県西伊豆町の仁科川の支流で川遊びをしていた2組の家族連れらがこの電気柵で感電し、次々倒れ、うち2人が死亡するという事故が起きた。この事故の主原因は次の2つだ。(1)100ボルトの家庭用の電源を引き込むとともに400ボルトの変圧器を設置していた。30ボルト以上の場合はそれなりの対策が求められるにも関わらず、自主的に設置していたようだ。自主的設置の場合は法的規制がないとも聞くので今後の検討課題であろう。(2)獣害の発生する夜に引き続き昼間も電源を入れていたという。どうも電源を落とすのを忘れていたようだ。柵を設置する限りは他人様に迷惑をおかけしないよう万全の措置をすることは当然のことだ。しかし、猪や鹿などの食い荒らしに閉口するのも確かだ。ぼくも田んぼを荒らされて困ったことがある。数年前はサツマイモが全滅させられた。今年は里芋が全滅した。筍はもちろん猪様が一番にお召し上がりくださる。ウリ坊の可愛らしい足跡を見て「まあ、あいつらも可愛そうに生きていかなきゃならないのだから」と鷹揚なのは僕くらいではないだろうか。今年は栗がよく実をつけている。「また、やられるかな!?」と不安が頭をよぎる。来年は通年対策として芋・栗用柵の設置が必要かな、と思う。

2015/07/27(月) 習近平氏はなにをしようとしているのか?
今、GOLD市場に異変が起きているという。米国の利上げが秒読み段階に入った中でのイエレンFRB(米連邦準備理事会=日本銀行と同じ役割)議長の議会証言で投機筋は持っていても金利が付かない金を売りドルに還元したところへ中国・人民銀が6年ぶりに金の保有高(各国の中銀は保有高をIMFー国際通貨基金ーに報告することになっているが人民銀は09年以降未報告だった)を公開。エッツ!今なぜ?しかも!6月末時点で1658トンだった。市場関係者は3000トン保有と見ていたがビックリ仰天。半分しかない!?と。以上が17日のこと。そして、その後、どう計算しても1000トン以上の金が中国国内で行方不明だと調査会社が発表。なぜ???そして、3日後の20日。上海市場の開会と同時に大量の金売り。時間外で取引中であったニューヨーク市場は2分間で1130ドルから1080ドルへと1割近くの急落。金の上場投資信託(ETF)のSPDRの金保有残高が6年10か月ぶりの低水準の685トンだという。一体全体世界の金市場になにが起きているのか?習近平氏はなにをもくろんでいるのか?それとも南シナ海と幹部の汚職に忙殺されて金や経済のことまでワシャ知らんということなのか。まさか!?株の暴落を食い止めるために金を売らせたんじゃないよね。しかし、中国の人民銀がETFを含む株式市場に大影響を及ぼす規模だということはこれで実証されたわけだ。

2015/07/24(金) 未来のわが手首
腕時計を身に着けなくなって久しい。携帯電話で時刻の確認がすぐできるからだ。ところがアップルウヲッチが発売された。どうしよう?欲しいと言えば欲しいのだが、不必要だと言えば不必要だ。歩数や心拍数測定も可能だという。持っていれば便利だ。しかし、だが?という声がする。「だが?お前は散歩しないだろう。心拍数?そう思うならまず先に検診受けろよ」「でも、かざすだけでクレジット決済の買い物や飛行機の搭乗も可能だって言うよ」「そうかい。だがな、クレジット決済でおまえは今まで不便で困ったことがあるかい?飛行機に1年で何回乗るの?去年も、一昨年もゼロじゃないか。要らん、要らん」などという声が聞こえてくる。そこで、結果としては未だに買いそびれている。わが国初の手巻き式腕時計がお目見えしたのが大正時代の1913年。今から107年前のことになる。懐中時計から腕時計に。そしてその後の1世紀の間に機械式、クオーツ、デジタルへと飛躍的に進化してきた。しかし、さて?今後、宇宙時間はどうなっていくのだろう。宇宙時計はどうなるのだろう?朝が一日になんどもあるという宇宙空間では新しい時刻表示が必要になるのではないだろうか。そうであれば無重力空間用の新しい時刻表示の時計も必要になるのではないか。そうか。それならばそれまでの間、わが手首にはブレスレットでも巻いておくことにするか。・・・・・・・。でも、子どもたちは反対するだろうな。やくざみたいで嫌だって。

2015/07/23(木) 日本人の心を護ろう
終戦から70年。戦争ってなんだろう?自分の意志で戦争行為をした人は職業軍人などを別とすれば、大半の人々は自分の意志ではなく戦地に駆り出された。そして、武器を持ち、殺しあった。今、オバマ氏は米国大統領として無人機による爆撃の成果を強調しているのだが、「アメリカ人が死ななければよい」との判断を自画自賛していることになる。ということは、日本が集団的自衛権を行使して日本人が死に至ることはOKなのだ。安倍総理はそんな安保法案(戦争法案)を日本の国民や議会よりも先に米国でその実現を約束して帰国した結果、衆院強行採決をやってのけた。数の暴挙以外のなにものでもない。戦争は心の荒廃を引き起こす。明日が見えない、わからない、ひもじさだけが心の大半を占める。その結果、原爆投下直後から数日すると、遺体から時計、指輪、現金が奪われ、焼け跡の灰の中から貴金属や金庫が掘り出された。生き残った被災者は強奪の標的にされた。警察も機能しない無政府状態に陥った。広島市の「廃墟」の状況が記された記録にはそう書かれている。そこには日本人のおもてなしの精神ややさしさは微塵もない。今、安倍自民党と公明党・創価学会は日本人の心をぶっ潰そうとしている。安保法案反対は日本人の精神文化を守る闘いでもあると思う。

2015/07/17(金) ぶっ潰すぞ!
「ぶっ潰すぞ」と鈴木少佐が昭和16(1941)年2月、当時の情報局と中央公論社社長との懇談会の席で言い放ったという。鈴木少佐が陸軍省情報部員になったのは昭和13(1938)年のことだが2年後の昭和15年に情報局となる。新聞、出版、放送の指導、対外宣伝、検閲などの情報局の仕事の中で彼は出版部門を担当したという。戦後4年目の昭和24(1949)年、その場に居合わせた中央公論元編集者であった畑中繁雄氏が「仁王立ちした少佐の形相がものすごかった」と「言論弾圧史」で回想しておられる。昭和6年9月18日関東軍が暴走し、中国柳条湖で南満州鉄道の線路を爆破して引き起こされた満州事変。ここから世論をリードしてきた新聞もあらゆるメディアが敗戦まで軍部や政府にすり寄ってきた。朝日新聞記者であったM氏は「弾圧というより勝手に駄目になった。自分の記事で迷惑をかけたくないという気持ちがあった」と回想されている。今回の自民党・安倍子飼いの青年局長などの発言は特定秘密保護法を背景にした「ぶっ潰すぞ」と同格の恫喝である。特定秘密保護法は昭和16(1941)年制定の国家機密漏えいを取り締まる国防保安法と同格の役割を果たしている。また、メディアが軍部と政府にすり寄った背景には彼ら支配者およびその関係者の恫喝と国家の重大事に反対するのは犯罪だというナショナリズム、関係者の不買運動、右翼のからの攻撃と圧力という構図は今も昔も変わらない。ならば小泉政権以来変質してきたメディアは本来の使命に復元できるのか?それとも彼らが戦後はGHQに手の平を返すように揉み手をして生き残ってきた歴史を繰り返すのか、が、今、問われている。

2015/07/16(木) 安倍のアッカンベー許せる!?
安全保障法案(戦争法案)の強行採決!安倍の独走。嫌になるねえ。麻生財務大臣の独言が聞こえてきた。「ヒトラーのように気がついたら出来ていたというようにならないかねえ」。アウトバーンをはじめとする公共事業で国民の関心をかいながら、ワイマール憲法をヒトラーに全権を委任する特別法で骨抜きにしてヒトラー独裁を成し遂げ、反対者を外から外から殺戮してゆき、反対派を無くしてゆく手法。確かに麻生さんのおっしゃるとおりだ。麻生、阿部、そして誰だか知らないけれど名参謀の筋書きどおりなんだね。「マスコミに対しても若手を使い、知らん顔して凄みを効かせたんだよね。「わしの言うとおり書かなきゃ胃袋締め上げるぜって」福岡の工藤会より上手だね。「財界から金を巻き上げる手練手管は俺のほうが上だぜ」って声も聞こえてくるよ。ヒトラーの銀主は戦争で金儲けをしたいデュポンだったが、安倍は三菱だけじゃないよね。米大企業も安倍に金亀貨を持ってくるよね。「田中の角さんは下手打ったけど、俺はあんな馬鹿じゃねえよ」ってトイレで独言ってるんじゃないのかい。エッツ!違う。アッカンベーしてるのかよ。

2015/07/11(土) 赤い丸型ポスト
足守で赤い丸型ポストを二つ見かけた。もう1年になるが通りがかりに見かけるたびに「よお!」と声をかけたくなる。赤い円筒形の胴体に帽子のようなひさしがなんともかわいいのだ。このポストたちはいつから置かれているのだろう?ひょっとすると70数年前の出征兵士を幾度も見送ったかも知れない。そしてこの丸形ポストはわが国の高度成長期を支えたが、郵便需要の増加に対応するため大容量の角形にとって代わられた。聞くところによると、残っているのは全国で5600本ほどのようだ。丸形ポストの原型は1901年にできたとのこと。早いものは114年の歴史を重ねている。つまり明治34年設置のものはそういう計算になる。明治、大正、昭和、平成の4つの時代を見てきたわけだ。特高や軍の検閲を受けた行間に涙の滲む手紙のやり取りもされたことかと偲ばれる。この丸形ポストからなにかできないものか!と思うが、さて・・・!?なんとしよう。

2015/07/10(金) 上勝町に乾杯!
昨年(2014年)、わが国で生まれた子どもは過去最少の100万人だったようだ。「出生率を上げるために婚活をサポートするからさあ産んでくれ」という政治家がいるが、なぜこんな人が選ばれたのかと情けなくなる。「このままいくと我が国の人口は現在のおよそ半分になり、江戸時代に逆戻りだ」と嘆く学者や知識人といわれている人たちもいる。なぜ今いる人を大切にしようとの提案がないのだろう。江戸時代の人口だっていいじゃないですか。今日只今生きている人を大切にし、育てようとすれば、未来に希望を持つ人が増えるじゃないですか。未来に希望が持てないから結婚も考えられない人も多いのじゃないのですか。だって、このまま人口が減り続ければ、戦争法案をゴリ押しして国会を通過させても海外へ派兵する自衛隊員の確保が難しくなるじゃない。そうなれば、徴兵制ですよ。無い無いといいながら阿部さんの頭にはあると思うよ。人間を使い捨てする総理をはじめとする為政者たちも大企業を頂点とする多くの企業の経営者たちも派兵されるのは自分の息子や孫じゃ無いと思ってるからね。だから出来るんだよね。そんな中で関心させられたのが人口1700人の徳島県上勝町の留学生派遣事業だ。同町の出生数は年10人足らず。この町が3人の中学生を南太平洋のフィジー共和国に短期留学させたという。コンビニもゲームもないこの国で彼らは「子供も生きる力を学んだ」という。そうだよ、こんな取り組みに税金を使えばいいのだ。今夜は上勝町に乾杯だ!

7月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.