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2014/03/09(日)
命より原発が大切?
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今朝の日経新聞の一面に掲載された「去りゆく企業またひとつ」を読んで同社の考え方に改めて驚かされた。記事の概要は「新日鉄系の電炉メーカーが電気代高騰のために操業を停止した。原発が稼働しないから石炭、液化天然ガス、石油の輸入が増え、電気代が高くなった。そのため、アルミニュウム製造業が駄目になり、今度は電炉業だ。次は、チタンで、鉄鋼、化学のなども競争に耐えられなくなるだろう。原発再稼働には安全審査が重要だが地域経済の担い手が失われることからも目をそらすな」というものである。しかし、いまだに放射能汚染水を海に漏らし続け、明後日で3年目を迎える福島第一原発の悲惨な現状に目をつむった記事だ。同社は命よりも原発が大切だと言っているのだ。残念の極みである。 命より経済優先日経社
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