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2014/02/11(火)
安倍首相に懸念・英FT紙(1)
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英フィナンシャル・タイムズ紙の「安倍首相に懸念」と題する記事を目にしたのでご紹介したい。 安倍晋三首相のアベノミクスの陰には台頭する中国の脅威がある。同氏は戦時の残虐行為を巡り日本は不当に批判されてきたと考えているがこれまで経済政策を優先させてきた。就任後1年が過ぎ、2016年まで政権の安定が予想される今、国家主義的政策を前面に押し出し始めた。安倍首相は昨年12月靖国神社を参拝。中国、韓国とも緊張が高まった。靖国参拝の前には過度に厳しい特定秘密保護法を成立させた。政策への懸念は官邸が影響力を持つNHKトップ人事で顕れた。籾井会長は「政府が右と言うのに左と言う訳にはいかない」と発言。従軍慰安婦問題を「戦場地域にはどこの国にもあった」と述べ、撤回したものの大波紋を呼んでいる。(続く) いくつもの橋越え道は戦場へ
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