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2013/07/27(土)
自公圧勝のツケ(2)
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「デフレからインフレになりつつある」と麻生太郎財務大臣が発言した。自公政権とその推進役でもある彼は物価値上がりがうれしいらしい。26日発表の6月の消費者物価指数(CPI)生鮮食品を除くベースで前年同月比0・4%上がった。1年2カ月ぶりにプラスに転じたのでとてもうれしかったようだ。安倍首相や麻生氏のような金持ちにはいいことなのだろう。だが、円安が起因して物価が上がって困るのは大多数の国民だ。かつお節が10.9%、魚介缶詰が9・3%、電気代が9・8%、パソコンが21%、ガソリンが6%、マヨネーズが8.9%、・・・と相次ぐ値上げは庶民生活に窮乏を強いる。エアコン台を節約するために熱中症にかかった人さえいる。ところが、賃金は横ばいだ。これからの生活をどうする?は大問題だ。ところが、さてさて今度は、解雇規制を緩和すると言う。理由は労働の流動性の促進(成長産業への労働力の確保)と言うが、なんのことはない、金を少し払って首を切りやすくするということだ。自公政権圧勝のツケは深く、広く、ひどくなりそうだ。
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