たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2013/06/30(日) 悔恨
今日は岡南学区内で行事が重なったため、他にやるべきことができなくなり困った事態となった。何か一つを得ようとすれば、何かをあきらめなければならないのかも知れない。岡南小学校では市内南の子どもたちのソフトボール大会がグランドで、体協主催のバレーボール大会が体育館でおこなわれた。そして、奥田公園では奥田5町内会のグランドゴルフがおこなわれた。その結果として田ンぼの管理に行けなくなった。困ったことだ。理由は二つあると思う。一つは確かに行事が重なったことに一因がある。もう一つは年齢の所為もあると思われる。あれもこれも同時にこなすだけの気力と体力を無くしていることだ。年を寄せて最近よく思うのは、若い頃にはさほど気に掛けなかったことが、時として若いころし出かした罪の意識に苛まれることがある。もう半世紀近くにもなるのに胸をちくちく刺してくるのだ。今更めいて激しく悔やまれる。これは死というものを意識し始めたからであろうか。老いることによる自浄作用の表れであろうか。人は死に向かうことを意識することでかつて自分が犯した罪を悔い、心の中をきれいにしようとするのであろうか。しかし、そんな「心のお掃除」をする一方で、後10年、否後15年生きるとして、何かをし残したのではないか、という気持ちにも苛まれる。わが人生、このままでいいのか、という悶々とした悔恨の情も鎌首を持ち上げてくる。恋心と同じで、えいやッと捕まえて縄をかけ、蔵に閉じ込めたはずなのにいつの間にか蔵を脱け出して暴れまわる。どうも悔恨という奴も同じ仲間のようだ。鍵をかけても、縄を打ってもいつの間にか蔵を脱け出してくる。困った奴だ。空虚と言うべきか、寂しさと言うべきか、よくわからないが時にぶるっと震える一陣の風が吹き抜けるのだ。「こころよくわれに働く仕事あれそれをし遂げて死なむとぞ思ふ」(石川啄木)そういう意気込みと同時に思うに任せない身体を厭う自分を見つめている自分がいる。そのような心情が芽生えてくる年齢のことをを喜寿というのであろうか、と思ったりもする。


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