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2013/05/17(金)
電王戦はコンピューターが制した
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将棋のプロ棋士5人と5台のコンピューターが団体戦をした。電王戦という。結果は3勝1敗1分けでコンピューターが勝った。人知が生み出した人工知能が人を上まわるのではないか、様々な仕事を人から奪ってしまうのではないかとの意見が圧倒的に増えてきた。3次元プリンターもその一つに違いない。10年も経てばもっと進化するはずだ。3次元プリンターは作る人と使う人の垣根が無くなる。お釜で手軽に爆弾が作れ、ボストンマラソンで使われたニュースに驚かされた人は多いはずだ。3次元プリンターで家庭でも拳銃が作れるようになった。米国の大学生が設計図をネット上に公開した。設計図は世界100カ国、80万件配布されたという。日本にも6万件の図面が渡ったようだ。3次元Pは図面をもとに樹脂などを少しずつ溶かし半ば自動でモノを作ってくれるという。今は価格も下がり、企業や家庭、学校で利用が進んでいるらしい。テレビや冷蔵庫や生活雑貨も図面を購入し、家庭で作る時代がくるようだ。だが、一部の人の脳には悪魔が住み着いている。どう使うか!?制御できない時代がくる。わが国は被爆国でありながら原子力発電所を作り続けてきた。福島で事故を起こし、放射能を撒き散らしている。事故から2年を過ぎても汚染処理水の制御さえできない。にもかかわらず、安倍自公政権はトルコに原子力発電所を売るという。被爆国日本の首相とは言えない行為だとわたしは思う。こういう人たちが作りだしたコンピューターはまともな人工知能を持ちえないはずである。電王戦の結果は人とコンピューターとの共存のあり方を考える良い機会ではないかと思う。だが、司法は未来を予測していない。過去と為政者の都合が法律として人を縛っている。倫理は法律になっていない。道徳教育の内容も為政者の都合で決められている。どうすれば・・・?
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