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2013/04/06(土)
中電よ!おまえ又値上げかい!?
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中国電力の標準所帯の電気代は3月の月額料金が7183円。関西電力が6760円、四国電力は6853円、九州電力は6583円とこの中で一番高い四国電力と比べても中電は330円も高い。九州電力と比べると600円も高い。それぞれの電力会社の経費には運転していない原子力発電の諸費用も含まれている。中国電力では当然島根原発1号機、2号機に加えほぼ完成真近の3号機を含み500億円を超える安全稼働のための費用を払っている。だが、原子力規制委員会が条件として検討しているフィルター付きベントの新設は2015年度の予定だ。また、新しい安全基準は今年7月に決定される。中国電力の値上げはこの費用も加算された値上げ要件として算出されるはずです。さらに山口県上関原子力発電所の予定地では、東日本大震災直後から海を埋め立てる準備工事は止まったまま。山口県は判断を保留したままにしている。山口県の態度は言わば「国のエネルギー政策次第」という状況下で留め置かれている。そこで、工事再開の目途は立たず、中止したまま2年が経過しているにもかかわらず、さらに今後も「上関原子力発電所の人員53人体制」を維持したままにする模様である。この経費もわれわれの電気代から支払われている。原発経費を抱え込み、原発稼働が遅れればさらに電気代を値上げするという悪魔のサイクルを止めてほしいと願うのはわたしだけではないはずだが・・・。中電よ!値上げ理由を「燃料費の高騰」だけにして発表するのを止めてくれ!
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