|
2013/04/03(水)
たかがコーヒーとあなどるなかれ!
|
|
|
わたしはコーヒーの苦みが苦手でつい最近まで飲めなかったが、今は薄ければ飲めるようになった。妻はコーヒー好きである。そこでお茶のお付き合いをするときにはコップ半分以下のコーヒーにお湯を2倍以上注いでいただくのがわたしの常である。このようにわたしには少し疎遠なコーヒーではあるが、先月27日、都道府県では46番目に島根県・JR松江駅に併設の商業施設にスターバックスが誕生し、長蛇の列ができたという。そこで、県内に一軒もないのが鳥取県。この時、鳥取県平井知事はテレビ朝日のニュース番組で「スタバはないが、スナバ(鳥取砂丘)はある」と強がったという。全国チェーン店の出店の少ない島根、鳥取両県だが都会でないことが売り物になる時代もくるはずだ。しかし、ベトナムではスタバ襲来でコーヒー決戦が熱い闘いを繰り広げているという。ベトナムがブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー豆の輸出国だとは知らなかった。ベトナムではどろりとした濃いコーヒーが主流だと聞く。ベトナム最大の経済都市ホーチミン市の中心部に2月スターバックス1号店が開業。連日ほぼ満員のにぎわいを見せているという。都会センスのおしゃれな雰囲気がベトナムの人にも好まれているようだ。一番安いサイズは小サイズのフラぺチーノ(9万ドン=約400円)。スタバはベトナムコーヒーの約5倍になるが、ベトナムの経済成長に併せて若者の人気が高まっているらしい。わたしの苦手なコーヒーといえど「あなどるなかれ」と言っているコーヒー決戦は世界中で暑い闘いを繰り広げているようだ。「たかがコーヒー」と言えないのがコーヒーである。ベトナムに出かけて行ってベトナムコーヒーとスタバコーヒーを飲み比べてみたいものだ。もちろん飲用後のお水をしっかり用意して。
|
|
|