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2013/04/27(土)
銀の皿が金の皿に!?
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2011年度のわが国の食料自給率はカロリー換算で39%。わが国は食材の多くを輸入に頼っている。それなのに、なぜ輸入価格が高くなる円安誘導なのだろう?つまりは輸出で儲かる自動車や家電をなんとか助けてやろうということなの?インフレ2%というけれど物価が上がると困るのは国民でしょ。給料が減って、物価が上がって、お金の値打が下がったら安倍さんはどうしてくれるの?ねえ、安倍さん、どうしてくれるの?公明党さん、どうしてくれるの?ご本尊さん拝んだら物価高が止まるの?今年の為替相場が100円で張りついたら、食品・飲食業界は前年比で4436億円の減益要因となるんだって。建設業の2倍の減益要因だって。食用油は穀物価格の高騰で昨年8%、5%、5%と業務用を3回も値上げしたんですが、今回どうしようかと今悩み中とのこと。食品メーカーは5,6年前即席麺や食パンを10%前後値上げしたことがあります。今回の円安の影響による仕入れ値高騰をどうしようかと迷っているそうです。同じ食品メーカーでも輸出のウエイトが高いキッコーマンやマルハニチロホールディングスなどは+ーゼロですからいいのですが、そうでないところはこの危機がしのげないと倒産以外に方法がないという企業も多いのです。今、スーパーの鮮魚売り場ではサーモンがマグロに並ぶ主役になってきたといわれていますが、それがまた変わろうとしています。サーモンの人気の理由は割安感。だが、このままではどうにもならない価格帯になってきたようです。全国で宅配すし「銀の皿」を約360カ所で展開しているライドオン・エクスプレスは「このままではサーモンネタが使えない」と愚痴る。「銀の皿」が「金のサーモン皿」となり庶民には手の届かない寿司になろうとしているのです。ねえ、安倍さん!どうしてくれる!?
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