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2013/04/14(日)
岡山市は愚策継続か!?
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岡山市は保・幼・小・中の学校園統廃合を強行してきた。人口減少が進む都心部と足守地区などの周辺部であるが、企画力はゼロだと言わなければならない。都心部の2小学校は、1つはマンションなどの建設用地に貸し出し、今1つは病院用地に貸し出してしまった。周辺部の高田地区の下高田幼稚園は長らく放置されたままになっている。中心部の学校用地は本来ならば、近く連動して発生すると予想されている東海、東南海、南海地震に備えて市民の避難所として確保されるべきものであろう。しかし、岡山市は民間に貸し出すという愚策を強行した。市民の生命財産を見向きもしない行政行為と言わざるをえない。では、周辺部の足守地区の下高田幼稚園は空家のままである。ひどい話である。ここに見られる岡山市及び岡山市教育委員会の知能は「教員を減らせという県教委の指示に従っただけ」で複合的に考える知能を持ち合わせていない」幼稚さ丸出しである。これに追随する議会も議会としか言いようがない。高知県四万十町(人口2万人弱)の山奥の小学校の廃校にフィギュア製造業者「海洋堂」が町からこの廃校を借り受け、「海洋堂ホビー館四万十」を開業し、以来1年半で来館者が14万人を超えたという。この場所はJR予土線無人駅からさらに細い山道を5kmも上がらなければならないという不便なところだ。「何もない」から「それがいい」に変えたというこうした取り組みに学ばなければなるまい。わたしは民間になんでもまかせたらいいと言っているのではない。市民が必要とするものは市民利用を考え、そうでないものは活用方法を考えるべきだと申し上げているのである。高田小学校などは近く廃校となる予定である。せめては活用方法を併考して廃校を実施すべきではないかと思うのだが、岡山市当局及び同市議員諸侯はいかがお考えであろうか。
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