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2013/04/12(金)
鳥に国境がないように
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夏鳥にはツバメ、ホトトギス、カッコウなどがいる。冬鳥にはガン、ハクチョウ、カモなどがいる。日本にねぐらを持たない渡り鳥にはシギ、チドリなどがいる。渡り鳥にはこの3種があるが、彼らには国境がなく、自由に国境を移動している。もちろんパスポートも不要だ。人の移動もこの100年間で随分自由に移動できるようになった。が、しかし、戦争、紛争、テロ、武器の自由使用など他国人を殺害するという恐ろしい状況がまだある。今は北朝鮮が核兵器を使うぞ、俺の国の貧困を何とかしろとアメリカを脅している。一方では、人の起用も国家間を超えておこなわれほどになってきた。1992年から2008年(金融危機)まで16年間好景気だった英国は今「3番底の不景気」だという。英国も日本と同じく国の借金が多い。そこで英国は簡単にお金を印刷してお金をじゃぶじゃぶ市場に流すのではなく、ここはもう一つ頭を使おうと考えた。そこで英国の中央銀行・イングランド銀行総裁にカナダ人のカナダ中央銀行、マーク・カーニー総裁をトップに迎えることにしたのだ。スゴイ!その手腕はこれからだがどうなるか?世界が今注目している。わたしは誇り高き英国も能力があれば異国人でも受け入れるようになっているという事実に注目している。世界ではもう国境の壁が薄くなっているのだ。経済が先行して政治形態は遅れてついてくるのは常識のはず。早く国境の垣根を取り払う時代が来てほしいものだ。鳥には国境がないように、人も安全に、自由に行き来できるように。国家間の争いは司法裁判で決着がつけられるように。
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