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2013/02/18(月)
コンピューターの能力はどこまで!?
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将棋棋士5人が来月コンピューターと大局する。将棋の現役棋士5人が5つのコンピューター将棋プログラムと団体戦形式で戦う第2回電王戦が3月に始まるそうだ。コンピュータープログラムは今やプロ並みの強さに達しているという。今、現役プロがコンピューターに負けてはならじと猛特訓中だとのこと。昨年の第1回電王戦では引退していた米長邦雄永世棋聖(故人)が敗れた。その雪辱戦でもある今回の電王戦は3月23日から4月20日まで5週おこなわれるというが、コンピューターには疲れや感情がないところがその長所とも言われている。チェスの世界では世界王者をCプログラムが破っている。将棋プログラムは1974年に早稲田大のチームが開発を始めてから39年目。2007年にはボナンザが渡辺明竜王に善戦。10年にはあから2010が清水市代女流王将に勝利。そして昨年はボンクラーズが引退していたとはいうものの米長邦雄永世棋聖(故人)に勝利したというプログラム進化の歴史がある。Cプログラムの進化の歴史は人工知能の進化の歴史でもある。将来はコンピューターの知能が人を支配するようになるのではないか。これはあながちSFや漫画の世界には納まりきらないのではないかとの不安をも覚える事態でもある。だが、コンピューターは善悪の判断までできるようになるのであろうか。Cウイルスによる悪事も増えているが、コンピューターを裁判にかけるコンピューターも現れるのであろうか。悪事を働く人が減り、人がコンピューターの知能を使う時代が続いてほしいと願うばかりである。
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