たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2013/01/20(日) 体罰と愛情は別ものだろ
大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題が教育界のみならず日本の社会に衝撃を与えている。自殺が公表された翌日の夜、説明会に集まった保護者らは約300人に達したという。近所での評判は「桜宮の子はみな厳しく熱心な先生のお陰でキチンとしている」とよい評価が多いという。この声を反映するように、「保護者は桜宮高校の指導が厳しいとわかって入学させている」「生徒が礼儀正しくあいさつできるのは先生のおかげだ。責めるばかりでいいのか」と発言した親に大きな拍手が湧いたという。これらの親はわが子が死んでもいいと思っているのだろうか。それとも自殺するような弱い奴は駄目だ。わが子はそんなことにはならないと思いこんでいるのだろうか。厳しく熱心な先生だから叩いてもいい、自殺に追い込んでもいいということにはならないだろうとわたしは思う。教育の話をしていてよく出くわすのが「俺もよく叩かれたよ。それで俺は男になれた」とか、「あの先生がいたからよかった」である。だが、一方では「同窓会!?俺は行かない。あの先生には会いたくない」と小声で同窓会を拒否する奴も結構いる。わたしも父親によく叩かれた。叩かれたおかげで成長したとはいささかも思わない。恨みが深く重くなっただけだ。わたしの経験からしても暴力は絶対によくないと思う。学問にしても、スポーツにしても体罰で向上できる訳がない。増してや人間成長が望める訳がない。

2013/01/19(土) 夫婦円満でお金を貯めよう
新聞やチラシの旅行案内を見ていると今日のようにお天気のよい日は温泉に行きたいと思う。「美味の里 冬のごちそう ぼたん鍋 丹波篠山 猪の肉は皿に16枚、16分煮込んでいただくとなんと思ったより柔らかく、香りがふうわり」とある。なぜ16枚、16分?ああ、シシ16か、と思うと同時に「郊外の湯でゆったり」か、いいなあ、と思う。写真のぼたん肉に生唾を飲み込む。露天風呂の湯けむりや篠山城跡にも旅情を誘われる。そんな折に気になるのが財布の中身だ。俺の小遣いで大丈夫かなあ?と不安になる。会社員のBさんは毎月の給料(手取り40万円弱)を専業主婦の奥さんに渡し、小遣い3万円を受け取るという。そうだ、今の俺は無収入で年金だけだもんなあ。小遣いくれとは言い難いよなあ、と思う。家計のやりくりも家それぞれで、夫婦共稼ぎで共通の家計経費を出し合い、後はそれぞれが自由にする家庭もある。どちらかが浪費家だったら老後はどうするのだろう?と要らざる心配をしたりする。あれこれ考えたが願うところはよく話し合い公平なルールで夫婦円満で老後の資金を貯めるようにすればいいのになあと願う。安倍政権には悪いが今浪費できるような家計状況ではないし、支出は極力抑えなくちゃね。彼が言うほど日本の社会保障はよくないよ。総理の安倍さんは3億円相当のご自宅にお住まいになっていらっしゃる。副総理の麻生さんは5億円のご自宅と聞けば、わかるでしょ。わたしたちの気持ちなんて到底理解し難いのではないでしょうか。ねえ、安倍さん、聞けば、こちとらの「しんぞう」がアップアップ、バクバクでございますよ。

2013/01/18(金) クシュンときたら早めに対策を
あ〜あ、憂鬱だなあ、とこの時期になると悩まされる花粉症。鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどに悩まされます。今春のスギやヒノキの花粉の飛散は九州、四国は例年並みか、少ないものの北海道、東北はとても多い、岡山県は例年の110%〜150%とやや多い状況と聞いています。花粉症は免疫細胞の一つである「ヘルパーT細胞」のバランスが崩れることで発祥するそうです。このバランスを改善し、アレルギー症状を緩和する効果があるのが乳酸菌やビフィズス菌のようです。その前に気をつけたい対策は@外でなるべく花粉を吸わないA家に花粉を持ち込まないB家の中の花粉を速やかにとりのぞくことだと言われています。@はマスク着用。不織布の使い捨てタイプで立体型がさらによい。眼鏡、ゴーグルも有効。コートや上着はポリエステルや綿素材のものを。Aは家に入る前に衣服や髪を払うB家の中は掃除を徹底する。床は濡れ雑巾でふき取ってから掃除機をかけるとよい。そして花粉症の方は医師に事前に相談するとよいようです。お互いに健康に留意しながら春を楽しみましょう。

2013/01/17(木) 阪神淡路大震災から18年
今日は阪神淡路大震災から18年。今朝はTV報道で当時2歳だった方が成人式をむかえた方など震災時に小さかった方々の苦しみを聞いた。政府は何もしてくれないと不満の募る東日本大震災及び福島原発事故からもまもなく2年になる。車が(人が)流されてゆく生々しい映像が脳裏に甦る。阪神淡路大震災の時には娘は高校生だった。娘のところへ妻は出かけていたので家にはわたし一人だった。グラッときて箪笥の上の物が枕元に落ちてきた。TVをつけたが状況がきちんと伝わってこないし、被害状況も大したことはなさそうなので「まあ、いいや」とまた寝た。今度起きてTVをつけたときは被害状況が格段に大きくなっていた。被害状況は刻刻と大きく、深刻さを増してゆく。ほんとうに日本は火山国であり、地震国だと痛感した。しかし、岡山市長をはじめ市の幹部は、特に消防や防災担当の幹部は口では大変だ大変だといいながらやることは何も考えていないひどい有様だ。旧深てい小学校跡地を防災のために残さず民間に半永久的に貸与したことだけを見てもそうだと知れる。もし南海、東南海地震(学者、識者、政府は近く巨大地震が発生すると予告)が発生し、逃げ場を失い、死者をだしたら彼らは殺人犯だ。まじめに市制運営をおこなってほしいと願う。もう取り返しはつかないが。飲酒運転、無免許運転の殺人よりもひどいとわたしは思う。阪神淡路大震災、東日本大震災の教訓が活かされない岡山市制を憂う。

2013/01/16(水) 腹だたし!
後1カ月と26日で東日本大震災、福島第一原発事故が発生してから丸2年になる。しかし、復興の道はなかなか険しい道のりとなっている。東京電力は加害者意識が乏しいのではないかと思える対応に終始しているように見受けられる。原発は原子爆弾を保有しているのと同じだという認識不足があるのではないかとわたしは感じている。国も同じだ。しかし、企業意識も、国の役人の意識も被害者を思いやる心がないのであろうか、それとも少しはあるが、大半不足しているのであろうか、福島原発周辺で「手抜き除染」が横行しているという。受注したゼネコンが洗浄に使った水を回収していなかったというのだ。ゼネコン側にも国がキチンと対応していないと言う言い分はあろう。だが、多額の税金を使って発注している国側も、受注しているゼネコン側も「ヒドイ!」と言わざるをえない。以前にも、前田建設工業などの大手JVが福島県楢原町で、大成建設などのJVが飯舘村で同様の事件を起こしている。環境省福島環境再生事務所・大村所長は「ゼネコン側からお詫びがあった。事務所の責任もある。監督指導をしっかりやる」と述べた。肝に銘じてほしいことは、環境再生事務所の環境再生は手抜き工事の再生ではないはずだ。税金にたかって平気でいられるこれらの行為がわたしは腹立たしくてならぬ。

2013/01/15(火) 大増税時代
昨日から今朝の報道でわたしの興味を引いたのは税制改正の行方だ。「さあ、大盤振る舞いだ。しっかり減税してやるからしっかり家を建ててくれ」と現金で住宅を購入しても、省エネ耐震型リフォームでもドンと減税してやる、との見出しが1面トップに踊る。現金で家を建てると最大100万円も税金が安くなる。とりあえずということだろうが、期間は5年というので、消費税導入前及び導入後にまたがると思える。払える税額が100万円を超えている!?まけてもらえる税金が100万円!?金持っていいなあ。一方、2面には「消費税・軽減税率結論出せず。自公・導入時期めぐり平行線」とあり、普通の庶民には重税を課したまま消費税導入に突っ走ろうとしている安倍政権の姿が小さく取り扱われている。庶民は大根やらニンジンやら毎日食べているささやかな食料品だぜ。5円、10円が財布にこたえるんだぜ。ところが決まらない。そんな大増税時代にバカ売れしている本があるという。その本の広告がまた1面に踊っている。「大反響!続々重版!!税務署が嫌がる{税金0円の裏ワザ}サラリーマンにもできる{合法的脱税術}大増税時代で話題の本。迫りくる大増税・大リストラ時代を生き抜く知識を身につけろ!」だ。著者は元国税調査官、大村大次郎氏。なかなかやるねえ。官費で飯を食いながら脱税を暴く仕事だ。裏の裏まで知り尽くした脱税の手口のなかで合法的なものやヤバイものも合法的にして教えてあげようというわけだ。職業の肩書はないが税理士資格は付与されているはずだから税理士事務所をもしも開業していれば行列ができていることだろう。官費(税金)で培わせていただいた知識で荒稼ぎとは大したもんだねえ。脱帽!でもね、この大増税時代を生き抜かなくちゃね。ありがたいと思わなくちゃね。

2013/01/14(月) アベノミス
需要、雇用を増やして脱デフレを謳う自公・安倍政権の経済政策をアベノミクスと言うそうだが、わたしは借金苦を国民が背負いこむだけになりはしないかと心配している。これは「アベノミクス」ではなくて「アベのミス」になるだろうとわたしは思っている。2001年3月、政府は戦後初めて「現在、日本経済は緩やかなデフレにある」とデフレを認めた。安倍政権のデフレ脱却策は公共事業、金融緩和、成長戦略の「3本の矢」だ(安倍首相)と言う。つまり彼は「家庭や中小企業は後だ。手っとり早く道路や建物をつくって会社を儲けさせ、働き口を増やすのだ。日銀から金を民間銀行に流し込めば貸出金利が下がる(ほんとにこれ以上さがるの?下がり代がない)から会社も家庭も金を借りて家を建てるし、投資や消費も増える。金利が下がれば円を売る投資家が増えるから円安になり、輸出頼みの製造業が海外でモノを安く売れるようになり、業績がよくなるから日本経済は成長する」と言うのだ。え〜〜っ!ちょっと待ってよ。公共事業をジャンジャンやれば借金ばかり膨らむじゃない。補正予算は国と地方を併せて20兆円超えだって!?狂気の沙汰だね。日銀が垂れ流した金はどこに行くの?不動産投資に、スイス銀行になど変なところに行くんじゃないの?インフレが止まらなくなったら大変だよ。日銀はジャンジャンお金を刷ってバラまきゃ済むけど、国民生活は大変だよ。家電や自動車産業が輸出でよくなっても日本経済はそれだけじゃないでしょ。やっぱりモノづくりの主役は中小企業ですよ。新産業育成も本気でやらなきゃ。どっかおかしいよ。やっぱりアベノミス!?

2013/01/13(日) 前進できぬ駒はない (棋士中原誠)
マクド難民が増えているという。悲しいかな、これが日本の現実だ。マクド難民とはマクドナルドで深夜から朝までコーヒー1杯百円で過ごす人たちのこと。ネットカフェだと千円かかるから24時間営業のマクドナルドで眠るという。派遣社員や正社員の首になった人たちを含む失業者たちを日雇いに誘う者もマクドナルドに現れるというから驚く事態だ。大阪ではアルバイトやパートが働く人たちの半分近くになるという。日本全国も同じ状況であることは間違いない。この状況が橋下氏を維新の会代表に、知事や市長に押し上げた背景かも知れぬ。こうした背景が過去ドイツでヒトラーを産み、育てた。このようななんとも痛ましい事態に日本の未来を憂えているのはわたし一人だけではないだろう。自公・安倍政権は軍事費増大に腐心している。日経新聞をはじめ有力マスコミの論調に「経済がうまくいかない原因は2院制にあり参議院があるから駄目なのだ」論が目立つようになってきた。とりようによれば、自公で衆院3分の2超勢力が改憲でもなんでもやってしまえ、と言っているように聞こえる。マスコミが煽った結果、最悪の事態となれば、彼らは敗戦後のマスコミのように、教師たちのように180度手の平を返して平気でいられる心を持っているのだ。マクド難民は「政府なんか、信用してない。くそくらえ」と言っているという。確かにそう思うのは無理はない。だが、あなたがたも悪政の結果の被害者になるのだからここで冷静になってほしい。「冷静になんてなれるか!アホウ!」の奴声もよくわかる。「だが、されど、冷静に」とわたしは言いたい。中原誠(棋士)氏は「前進できぬ駒はない」と言う。そう、そのとおり、一歩ずつでも前へ。今夜深夜から雨後雪だという寒さは身に応え、大変だ。でも、その後は晴れの日もある。辛さをお互いに噛みしめながらも前に進む努力をしよう。

2013/01/12(土) J・ハムレ氏の見解をどう見るか(4)
それではJ・ハムレ氏は原発についてどのように考えているのだろう?それは米国の見方であるだろうし、これに対する日本の対処方針を見れば日米関係がどのようなものかわかるというものだろう。J・ハムレ氏は「福島の原発事故は悲劇であり、住民は政府が事故から守ってくれず、その後も有効な対策をとってくれないと不満を募らせている。問題は住民が政府を信頼していないことだ。住民にとって安全な環境を整えることを政府は最優先すべきだ」と前段は至極まともな判断を下しているし、そのとおりだと納得させられる。しかし、問題は後段である。「一方で日本はエネルギー資源が豊富ではない。原発を再稼働しなければ経済への打撃は深刻で競争力も衰える。米国はまず現存する原発の再稼働を希望する。原発は経済再生にとって不可欠であり、日本の国家安全保障上の観点からも必要だ」と言う。この判断と期を一にして安倍政権は「再稼働を示唆」した。これで自公政権のめざす日米関係がどのようなものかがよくわかる。さて、「原発再稼働が日本の国家安全保障上必要だ」との見解をどう見ればよいのだろう。ここが重要だ。昨日、安倍氏は20兆円を超える補正予算案(さらなる莫大な借金財政でおこなう公共事業優先)を閣議決定したその足で大阪に飛び、維新の会の代表代行・橋下大阪市長に会った。なぜ大阪なのか?なぜ橋下氏なのか?新聞各紙を丹念に読むと憲法を変えようということだったことが判明した。それでは、なぜ原発が国家安全保障上必要なのだろう?わたしは「いつでも俺は核兵器が造れるぞ!」との意思表示するためには「原発が必要なのだ」と確信した。そもそも最初に原発を作る時の背景が核兵器製造の技術保持が目的だったのだから当然といえば当然なのだが、つまり「国家安全保障上必要だ」とは「核兵器はいつでも持てるよ」という諸外国に向けての意思表示なのだ。「核兵器製造はいつでも可能だよ」という核の脅しは、米国も含め、北朝鮮と同じ精神レベルなのだ。だから原発再稼働なのだ。J・ハムレ氏は米国の国防副長官、国防次官経験者なのだから当然目下の同盟者である日本の国防も熟知している。改憲と核兵器保有は原発再稼働で結びついているのだ。われわれ日本国民はこのことをよく承知したうえで原発問題に向き合わなければならない。

2013/01/11(金) J・ハムレ氏の見解をどう見るか(3)
米軍普天間基地について、自民・公明連合の安倍政権は安倍氏が恒例のアメリカ訪問をし、アメリカ合衆国のオバマ大統領に会うためにその手土産として「辺野古の海を埋め立てる申請を沖縄県に対し提出」してから出かけることにしたようだ。これは「断固として普天間基地の移設を普天間でやるぞ」との宣言をしたことになる。沖縄県民の心を逆なでしてオバマ大統領にへつらう日本の安倍総理大臣の卑屈な揉み手と笑顔がいやらしい。ところが、日本国民や隣国への態度は打って変わって尊大だ。周辺国には安倍総理誕生で「右傾化」を懸念する声が大きい。J・ハムレ氏は今回の衆院選について「今回の選挙は右傾化、左傾化を選ぶ選挙ではなかった。無意味な議論だ。選挙結果は民主党の政権運営への不満であり、拒絶だった。自民党の肯定ではない」と指摘する。この見解は半分は正しい。しかし、安倍政権が衆院で3分の2を上まわる勢力となったこと自身が問題なのだ。改憲GO!が好むと好まざるとに関わらず可能になったということなのだ。周辺国も、心ある日本国民もそれが恐ろしいと言っているのだ。ハムレ氏は右目でしか世界を見ていない。左目は眼帯をかけたまま見えないでいるのだ。

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