たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/07/08(日) 民主・枝野は誰のために仕事をしているか
民主党・枝野経済産業大臣は誰のために仕事をしているのだろうか。前の総選挙の時は国民のための政治をしてくれると国民は期待して政権交代をさせた。ところが期待は無残にも粉々に砕かれてしまった。今度は東電の値上げ申請が検証事例だ。東電は家庭用電気料金の値上げを10.28%とした。ところが内閣府の消費者委員会値上げ申請点検作業チームM弁護士が消費者大臣に「東電の値上げ料金計算書では仮定の自己資本2兆8148億円を使用しているが、2012年3月末決算にみられる本当の自己資本は5274億円である。実態の5倍以上の自己資本計算により電力料金が2%以上高く設定されている。本来なら7%台だ」と報告した。当然枝野経済産業大臣にも報告された。しかし。枝野大臣は「問題ない」とした。M弁護士は「消費者が過剰な東電の利益を負担するのはおかしい。省令はこのような事態を想定していない」と反論している。枝野経済産業大臣が国民のために仕事をしていないこと、民主党が財界のために仕事をしていることがこの一事でもよくわかる。

2012/07/07(土) 失われた信頼はとりもどせるか
今朝まで降り続いた豪雨で西大寺砂川周辺では大規模な避難勧告がだされるなど大変な事態を生みだした。雷鳴轟く深夜から未明にかけて耳をふさいでどうなるだろうかと不安な夜を過ごされた方も多いかと思う。不安を増幅させているのは異常気象による災害の多発ばかりでもない。東京電力福島第一原発事故の原因に係る政治への信頼失墜も大きい。電力会社を規制・監督する官庁であるはずの経済産業省、原子力保安院などは電力会社と癒着し、天下り、電力会社の言いなりになっていた事実。今度新しく規制庁をつくるというが、これも国民の目を盗んでなれ合っていくのだろうと国民の多くは感じている。要は「長いものには巻かれろ」「甘い蜜には虫が集まる」というモラルの欠如を問わねばなるまい。原子力規制庁の新設で国民の信頼が取り戻せるとはわたしには思えない。東電は全面撤退だと言ったのか?についても東電は録画などの資料を公開していない。そして野田・民主党は
事故の解明もその対策も示さないまま「大飯原発再稼働」を決めた。原子炉廃炉40年も言っただけ。嘘に嘘を重ねる自・公・民政治を誰が信頼するのだろう。次の総選挙の結果は国民の判断力が問われることになるだろう。広島・長崎で原子爆弾の惨禍を経験した日本という国の「ノーモア広島、ノーモア長崎」という言葉の軽さがわたしに重くのしかかる。

2012/07/06(金) 福島原発事故・明らかに人災
国会・東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会が設置した第三者による事故の経過や原因を究明するための調査機関・黒川清委員長)は5日、「東京電力福島第一原発事故は自然災害ではなく、明らかに人災である」「第一原発は地震にも津波にも耐えられる保証がない脆弱な状態だったと推定される」「地震と津波のリスクは想定外ではない」「1号機の安全上重要な機器が地震で損傷した可能性は否定できない」「運転員の判断や操作の非は単純に問えない」「東電や規制当局はシビアアクシデント対策や住民の安全保護など当然の備えをしていなかった。SPEEDIを初動の避難指示に活用することは困難だった」菅直人首相などの官邸の介入については「重要な時間を無駄にしただけでなく指揮命令系統の混乱を拡大した」と事故対応への影響を認めた。東電と政府側の対立点であった東電全面撤退発言については「全面撤退は考えていなかったが、清水正孝社長(当時)のあいまいな伝え方が誤解を招いた」とした。個々には疑問点も残るが、大筋では妥当な結論をだされたと思う。だが、この重大な事故の責任はきちんと議論もされず、責任をとっていないことにわたしは日本の為政者である財界と政府の無責任さを問題としたい。今日から明日にかけてまた豪雨のようだ。

2012/07/05(木) 気になる脇の甘さ
昨日は雨の予報ではなかったが土砂降った。今日も降り続いている。明日、明後日も雨の予報だ。もう梅雨があけてもいい頃なのにいつまで降りつづけるのだろう。昨日は涙雨と思ったのは2011年度の岡山県議の政務調査費の収支報告書の公開により判明した政務調査費の使い切り12名(自民)かも知れない。政務調査費が県民の血税でまかなわれていることはご承知のとおりですが、一人月額35万円が支給されている。わたしの岡山市議経験(岡山市議は月13.5万円だった)からしても月35万円を使い切るのは至難の業だ。県民を馬鹿にしているとしか言いようがない。おそらく自民多数の県議会に驕り高ぶっているのだろう。まじめにつつましく暮らしながら税を納めている県民のことを考えればこんな結果にはならないだろうと思われる。消費税の一部も岡山県に支給されている。収入のない高齢者や子どもも生きてゆくために支払わざるをえない消費税もこの財源の一部だ。よく考えて税を活かして使ってほしいものだ。雨が激しく降り続いている。

2012/07/04(水) え〜っ!LEDって暗いなあ!
え〜っ!LEDって暗いなあ!?という声を耳にしました。全国の消費生活センターにもLED電球が「期待したより暗い」との相談があるとのことです。実は白熱電球にはJIS規格があり、明るさを規定していますが、LED電球にはないのです。それなのに政府は08年に業界に対し白熱電球の製造を止めるよう要請し、さらには電力不足でさらに前倒しをするよう求めました。そこで業界は白熱電球の製造中止を発表しました。でもこれって変!?ですよね。LED電球が普及し始めたのが09年頃なのに、その前1年前の08年に白熱電球の製造止めろと要請しているのです。臭い!?業界とつるんでるんじゃないの?と思ってしまいます。電球メーカーの団体は「LED電球は新しい技術のため次々と新しい商品が出るためすぐにJIS規定するには難しいのでは」と言っているとのことです。え〜っ!それならばどうして民主党さんはこんなにも雑なの!?JIS規格もないまま白熱電球の中止をして価格の高いLED電球に全部切りかえろ!って。消費電力が5分の1、寿命は40倍って理屈はわかります、わかりますよ。でも、どう考えてもこんなに早すぎる白熱電球製造中止って変でしょ?????やることが雑すぎるでしょ。

2012/07/03(火) ドジョウが泥をかぶり潜り込むか
消費税増税を決めた民主党・野田政権。離党を決めた小沢グループ。小沢氏の弁によれば「もはや野田首相のもとでの民主党は政権交代を成し遂げた民主党ではない。国民との約束を守らない民主党・野田政権は国民から嘘つきと言われても仕方がない状況だから新党立ち上げを視野に入れ離党した」とのこと。この点に絞り、他を考慮しなければそのとおりだ。離党届は衆院38、参院12の50名とのこと。とすれば、衆院での政権与党過半数割れには後16名が必要となろう。小沢氏と同じく増税に反対した鳩山グループはどうするのか。処分がどうなるのかにもよるのだろうが、後16名が法案成立か、不成立かのキーを握ることになるだろう。そして、今後の政局は総選挙後となるだろう。「一将功成り万骨枯る」とはまさにこういうことを指すのだろう。数年後のある時、日本全国不況下で国民生活は途端の苦しみの中にある中、野田首相が財界首脳と酒を酌み交わしながら、ぼそりと「ドジョウが泥をかぶって消費税を引き上げました。よろしく」という声が聞こえる。

2012/07/02(月) 良寛さまの故郷
仕事で新潟に行って来ました。6.28〜30までの3日間。7月1日に日付が変わる10分前に帰宅し、1日は体協バレーボール大会と再生可能エネルギー研究会と二つの行事が重なっていましたが、眠い目をこすりながらなんとか無事終了。やれやれでした。後は爆睡でした。今日はこれから草刈りです。暑いですが、がんばらなきゃね。がんばります!良寛さまの故郷は越後の田舎の、本当に田舎の海辺の寒村で、出雲崎というところですが、泊まる場所もありません。車での所要時間が約1時間ばかりの柏崎市に泊しました。出雲崎は天領だったとのこと。良寛さまの実家は橘屋(山本家)といい、名主であり、石井神社の神事を司ってきたとのことです。元禄三年から現在まで約3百年お祭りも続けられているとのこと。良寛堂の前ほか幾つもある良寛さまの銅像は静かに海を見つめていました。良寛さまは子どもの頃から海を眺め続けて物思いにふけっていたようです。自らを「大愚」と称して、漢詩、和歌、俳句に秀でた才能を発揮した良寛さまらしい逸話です。岡山と縁の深い良寛さまはこちらでも同じ逸話が残されています。お代官様にとりいることが苦手な橘屋(山本家)が没落して行く過程で、家の相続を放棄し出家してしまった良寛さまはなにを思って海を眺めていたのかと考えました。前は、海、そして海、なにもない果てしなく続く青い海でした。良寛さまの故郷はそんなところでした。いつかその心に触れてみたいものだと思いました。


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