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2012/07/02(月)
良寛さまの故郷
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仕事で新潟に行って来ました。6.28〜30までの3日間。7月1日に日付が変わる10分前に帰宅し、1日は体協バレーボール大会と再生可能エネルギー研究会と二つの行事が重なっていましたが、眠い目をこすりながらなんとか無事終了。やれやれでした。後は爆睡でした。今日はこれから草刈りです。暑いですが、がんばらなきゃね。がんばります!良寛さまの故郷は越後の田舎の、本当に田舎の海辺の寒村で、出雲崎というところですが、泊まる場所もありません。車での所要時間が約1時間ばかりの柏崎市に泊しました。出雲崎は天領だったとのこと。良寛さまの実家は橘屋(山本家)といい、名主であり、石井神社の神事を司ってきたとのことです。元禄三年から現在まで約3百年お祭りも続けられているとのこと。良寛堂の前ほか幾つもある良寛さまの銅像は静かに海を見つめていました。良寛さまは子どもの頃から海を眺め続けて物思いにふけっていたようです。自らを「大愚」と称して、漢詩、和歌、俳句に秀でた才能を発揮した良寛さまらしい逸話です。岡山と縁の深い良寛さまはこちらでも同じ逸話が残されています。お代官様にとりいることが苦手な橘屋(山本家)が没落して行く過程で、家の相続を放棄し出家してしまった良寛さまはなにを思って海を眺めていたのかと考えました。前は、海、そして海、なにもない果てしなく続く青い海でした。良寛さまの故郷はそんなところでした。いつかその心に触れてみたいものだと思いました。
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