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2012/07/11(水)
尖閣はなにを先覚させるか
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ぐずついた天候は当分続きそうだ。日本の上空は民主党・野田政権の暗雲で覆われている。野田首相の尖閣諸島国有化発言もそのうちの一つだろう。尖閣は石原東京都知事が購入計画をすすめ、以前同氏は野田首相に「国が購入する意向があるなら2人で念書をかわし、都が買い取ってから国に渡そう」と提案していたという。ところが、突如、「国有化」と言い始めたことに石原氏は不快感を表明した。当然、領有権を主張する中国も反発している。 なぜ?この時期に都抜きの単独国有化を打ち出したのだろう。民主党・野田政権は国民のためではなく財界のための消費税増税で揺らぐ民主党を次の総選挙で勝ちたいがための見え見えの政権浮揚策であることは明らかである。こんないいかげんな外交政策で 政権浮揚できると考える民主党の浅知恵こそが問題であろう。そしてまたこのままでは国の財政が破たんするから増税が必要だとする民主・自民・公明などの消費税増税案可決でさらに途端の苦しみを日本国民に味あわせようとしながら8日の国際会議で「アフガニスタンに最大5年間で約30億ドル(約2400億円)支援する」ことを決めたと言う。先見、先覚をもたない、そして家族を帰りみない道楽もの亭主となぜ離婚を決意しないのだろう? 空を仰げば雨がぱらぱらと落ち始めた。見渡す限り空色は利休ねずみだ。
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