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2012/07/10(火)
原発は今!?
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今年1月現在、わたしたちの地球上に原子力発電所が427基あるという。1986年のチェルノブイリでの事故後は横バイで推移しているという。だが、昨年、福島原発での爆発事故があったにも関わらず、中国、韓国、インド、パキスタンで4基が建設・運転を始めたという。これまで日独伊3国で13基が閉鎖、廃炉したとのことだが、一歩前進二歩後退の感がぬぐえない。インドでは(インド南端のクダンクラム)8月の運転開始に備え、100人の警官を配備したという。福島の事故で反対運動が激化し、5人以上の集会を禁止するとともに反対運動に関わった人を700人以上拘束した。20年後、今の原発の発電能力を13倍、6300万kwにするというシン首相は国会で「原発の否定は国に害を及ばす」と言い切った。中国も同じく原発で電力を賄う姿勢を貫く。世界最大の104基を保有する原発大国アメリカは34年ぶりに原発の建設、運転を認可した(東芝傘下の米ウエスチングハウスが4基)。イギリスも促進の方向。だが、放射性廃棄物の処理費がいくらかかるかわからない。そのために足踏み状態だとも。地球を護る方策を真剣に模索しなければならない。人類が生き残るために。福島の原発事故で思い知らされたように原子力発電所は原子爆弾と同じなのだ。
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