たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/06/07(木) 風切れば栗風温き花の道
今の季節の風は気持ちがいいですね。特に自転車で走りながらの風は尚気持ちがいいですね。頬にあたるさわやかさがなんともいえません。植えたばかりの早苗田を吹きわたる風を受けながら歩くのもまた格別ですが、自転車も素敵です。竹林を右に、栗林を左に見ながらそこを通り抜けると左右はまた早苗田です。夜8時半過ぎにはこの辺りはホタルが飛び交うショウが繰り広げられます。自然っていいですね。でも、最近、自転車の事故が増えているのは気がかりです。自動車の交通事故が減少している中で自転車の事故が増えているのです。交通事故に占める割合は2割を超えています。そのうち自動車との出合い頭事故、右左折事の事故が多いのです。事故の原因は安全を確認しない、一時停止しない、信号を無視して行くなどです。事故を起こしてしまうとせっかくの楽しみが吹っ飛んでしまいます。ご用心!ご用心!

2012/06/06(水) 業平や濃き紫に上を向き
草原のアヤメに対し、水辺のカキツバタは在原業平の歌で有名です。5月から6月にかけて剣のような葉の間から濃紫色の花を咲かせます。在原業平(825〜880)は平安初期の歌人で六歌仙・三十六歌仙の一人ですが、伊勢物語の主人公と混同され、情熱的な和歌の名手で色好みな美男子と誤解されています。カキツバタ(杜若・燕子花)もアヤメ科の多年草ですが、花の汁を布にこすりつけて染料とされたことから「書き付け花」が転じてカキツバタとなったといわれています。わたしも業平のように歌がうまくなりたいと淡い希望を抱いていますが、はてさて・・・。
 今日は金星が太陽を通過する日。いいことがありますように。
 杜若われに発句のおもひあり   芭蕉
 うしろ向く女の空似燕子花   椎橋清翠

2012/06/05(火) 野にありてなおま白きや花あやめ
今にも泣きだしそうな曇り空です。今日のように空が鉛色に曇る日や日暮れの畑のあぜ道で、あるいはまた民家の庭先などでまっ白なあやめの花に出会うとほっとします。野にあっても清貧を貫くすがすがしさのようなものを感じさせるのかも知れません。あやめはアヤメ科の多年草ですが日本全土、朝鮮半島、中国北部、シベリアまで広範囲に分布しています。6月から7月ごろにかけて、70cm〜80cmほどの背筋(茎)をピンと伸ばして、紫または白色の大輪の花を優雅に咲かせます。花には網状の美しい文様があります。そこで「文目(あやめ)」といわれるようになったようです。アヤメとカキツバタは「アヤメ野のもの、カキツバタ水のもの」との区別があります。時として「エッ!どっちだったけ?」と頭の中でこんがらがることがあります。でも、アヤメには曇天と雨がよく似合います。
 片隅にあやめ咲きたる門田かな  正岡子規
 築山の雨を斜めにあやめ咲く   福山理正

2012/06/04(月) 切なきや蛍が藪にふうわりと
田植えの季節になると雨蛙がケッケッケッとよく鳴く。また、田植えの季節は蛍の季節でもある。蛍が川の草むらから藪に向けてふうわりふうわりと駆けあがってゆくのはとても切ない想いにとらわれる情景だ。蛍のように情感がなく切ないのは政治かも知れない。生活保護申請窓口である自治体の窓口に警察官OBを配置する動きが広がっているという。厚労省は今年3月、全国の自治体の生活保護担当課長を集めた会議で「不正受給、暴力団対策で期待大」と警官OB配置の効果を強調した。警官OBの給料は国の補助金で賄われるという。2010年度は31都道府県の74自治体で116人が採用されたという。国内のいたる所に張り巡らされたビデオカメラ、警察官・自衛官の相対的増加、国民総背番号制導入の取り組みなど民主党は国民の財布の中の1円まで知ろうとし、どんな些細な動きも監視する超監視社会をつくろうとしているようだ。その一方でわたしは監視していないよ、とでも言いたげに「個人情報保護」を喧伝し、災害時の高齢者の地域での情報共有など必要な情報を隠している。消費税増税で自民党と手を組もうとする民主党も命運尽きたかと思われる。

2012/06/03(日) 逢いに行く栗の林の香を抜けて
栗の花の白い花穂は雄花。雌花は雄花の根元に3個づつ着いているが目立たない。受粉すると雄花は色あせて地に落ちる。青くさい臭いが強い。栗は日本の特産品だ。しかし、枕木や家の土台の重要な材として使われていたが、近年需要が無くなり、栗山を見なくなった。今では実を採るための栗畑栽培が多くなった。話はかわるが、男というものは幾つになっても栗のように青臭い。かくいうわたしも同じではあるが、今朝は7時過ぎから二日市グランドに集まり、三世代交流グランドゴルフの準備をし、大会に臨んだ。誰が決めたか知らないが本人了解なしの「大会運営委員長」で大忙しだった。競技の間のじゃれあい言葉はおじいさんになっても青年そのまま。「お〜、00ちゃん、から話が始まる」のだ。大会の正式名称は「岡南学区社会福祉協議会主催・三世代交流グランドゴルフ」でした。さて、次は、17日、奥田5町のグランドゴルフ大会だ。

2012/06/02(土) 短夜や文書く娘顔を伏せ
日の暮れるのが随分遅くなった。短夜(みじかよ)は明け易きと同義である。日中の暑さには閉口するも、朝の涼しさは格別気持ちがいい。受験生たちはこの格別気持ちのいい時間を利用して猛勉強されているのではないかと思われる。そんな猛勉強中の受験生にとって、また近く受験生となる方々やご家族にとって気になるのが学制改革の行方であろう。東京大学が大学入学を秋にしようと提案している。これまでの学制との半年間のズレをどうするか?浪人中の受験生に不利はないか?心配点もある。だからといっていつまでも同じでよいとも断言しきれない。昨日、文科省は来年度にも優秀な子は2年で高校卒業を認める制度導入を決めたという。小中高6・3・3制見直し議論の一貫である。気になるのは国の議論になぜ?がないことだ。なぜ春入学にしたのか?それが子どもたちにとってどんな悪影響があったのか?小中高6・3・3制になぜしたのか?子どもたちにとってどんな弊害があったのか?それならばわたしたち6・3・3制年代の者はすべて弊害を受けていたのか?森鴎外は飛び級と聞いている。ならばなぜ飛び級を止めたのか?その弊害はなんだったのか?塾通いで受験能力だけがよければいいのか?きちんとそもそも論から議論、総括をしてから結論を導き出してほしいと思う。今起きてる学校内の諸問題は学制に起因している問題ではない。誰のための人づくりかを明らかにしてほしいものだ。その子、その子、一人ひとりのためではなかろうか。その総合結果が他人のため、地域のため、社会のため、国のためや地球のためになっていくのではなかろうか。個を、個の人格を大切にしない学制改革が良いはずがないだろう。

2012/06/01(金) みかんの花の咲く丘に潮の匂い
みどり葉のあいの白く小さな花の香に潮の匂いが混じる海に近い丘の上から海を眺めるのが好きだ。こんな風景が笠岡から浅口を経て倉敷・玉島に至るまでの海沿いの山道を往くと続く。山はもう夏の装いだ。夏の電力不足に対処するため関電・大飯原発を再稼働せよ!今月上旬にも民主党・政府は再稼働を決断する模様だが、世論調査の結果では6割が反対している。安全性に疑問、不安があるからだ。原発事故の原因究明はまだ途上。反省点も定かではない。にもかかわらず再稼働するという。「2日や3日で安全が保障されるか!ありえない!再稼働反対だ」と言っていた橋下徹大阪市長・大阪維新の会代表者は急転直下「容認だ」と変節した。橋下氏と関西広域連合の軌道修正の裏には一体なにがあったのか!?みかんや潮の匂いとは異質の異臭の臭いがふんぷんとする。原子力エネルギーの在り方を審議する国の審議会の委員の選任も25人中「脱原発」を主張する識者・専門家・学者は8人しか入れなかったという。民主党・政府の「脱原発」の発言はスローガンであり、実践しようとするものでなかったことがこの一事で判明した。本音は原発推進か!?マスコミを使って国民は一時的に騙せても悪臭はごまかせない。


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