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2012/06/17(日)
戸を開けし隙間に隠れ蛙鳴く
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北朝鮮には弾道ミサイル発射・運搬用のWS系大型特殊車両を製造する技術はないという。米日韓が中国が開発製造したWS系大型特殊車両が北朝鮮の軍事パレードに使われたことは10月3日の日本の海上保安本部の立ち入り検査で実証されたことをもって確認した。日本政府から連絡を受けた米国が非公式に中国に確認したところ、中国は証拠は動かせないと見て輸出を認めた。但し木材運送用だから民生用だと強弁したとのこと。しかし、非公式には中国が北朝鮮への大型特殊車両輸出を認めたのだ。ところが、この事実を米日韓は握りつぶした。3度目の核実験をちらつかせる北朝鮮の核の暴走を恐れる米日韓の虚々実々の駆け引きがあったと朝日新聞は報じるがどういう内容かは闇のなかでわからない。結果は米日韓が国連安保理での中国を追及することを断念したということだ。「中国を今追いつめる時ではない」と米国が韓国を説得したという。米国はおかしい。核をもつ北朝鮮には弱く、核をもたないイランは核兵器があると嘘をついてまで軍隊を派遣して政権をつぶした。日本は?米国が右向けと言えば右を向き、左を向けと言えば左を向くのだろう。日本との関係を示す記述はない。民主党政権は米国に追随し、中国の北朝鮮への大型特殊車両の輸出を公表せず、報告書の記述は「調査は継続」にしたという。国民の知る権利を封じるこの措置を民主党政権がおこなったという事実をわれわれは忘れず記憶しておかねばなるまい。民主党政権とはいったい何だったのか?(続く)
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