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2012/05/05(土)
星の花降る五月の風
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この頃は記念日が続く。4月29日は昭和の日、5月3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日は子どもの日、15日は沖縄が40年前に米軍占領下から日本に復帰した日だ。沖縄の人たちは67年前に日本が敗戦したあの戦争の苦難の歴史、記憶を脳裏に刻印している。「最近の天皇元首化という議論に戦前と同じ道を歩むのではないか」と危機感を抱いている人も多いと聞く。天皇の沖縄訪問に反対する人が多いのも事実。「天皇が個人として沖縄への理解を示しても戦争と戦後の責任がある」と指摘する声。 昭和天皇が戦争責任をとらなかったのもまた事実だ。敗戦後の占領下で作成された憲法が問題を抱えているのも事実。しかし、9条は正しいとわたしは思う。他はまだ軽微な問題だ。だが、改憲の声(9条を無くせ)がやかましくなってきた。戦争に行かない人たちが戦争を好むのはなぜ?お金だろ。心からの慰霊が欲しいと願うのは沖縄県民だけではないはずだ。まもなく沖縄本土復帰40年という節目を迎える。もう一度在日米軍基地の約74%が沖縄にある現実と沖縄復帰で日本全土にある米軍基地を米が自由に使えるようになった日本全土の米軍基地化という現実を考え直してみなければなるまい。
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