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2012/05/31(木)
なつかしき亡き母の手や瓜の花
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キューリ、白ウリ、マクワウリ、ヒョウタン、スイカ、カボチャなどウリ科の花は黄色または白色の5裂する合弁花をつける。母が世話する傍で遊んでいた想い出がなつかしく思いだされることがある。カラスウリはわたしのように変人だ。8〜9月ごろに白いレース製のベール状の不思議な花を咲かせるそうだ。日が沈んでから花を開き、夜明け前にしぼませるという。大抵の人がウリの花と思っていた白ウリ、マクワウリの花も最近ではとんと見かけなくなった。生活の場に畑が無くなった故だろうが、残念なことだ。百姓をして自分で生産するよりも買った方が安いという価値観が常識となって久しい非常識が日本の抱える問題ではなかろうか。自分で作り、育て、食するという喜びを感じることのできる国づくりも必要ではなかろうか。
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