たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/04/09(月) 散るさくら残るさくらも散るさくら
牧水の桜の歌2首のご紹介に続き、今日は大愚・良寛和尚の辞世の句の一つである「散るさくら残るさくらも散るさくら」をご紹介します。良寛和尚はこの句を後に日本軍が戦意高揚のために使うとは思っても見なかったことでしょう。若者が死を覚悟し、特に特攻隊の若者たちが「先に行け、俺も後から死にに往く」と見送る際に使われましたが、今ではある葬儀社が使っています。使っている方々のうちでも誰の句かわからず使っている方も多いのではないでしょうか。良寛和尚のもう一つの辞世の句「うらをみせおもてをみせて散るもみじ」は和尚が最愛の貞心尼に看取られて逝く時の句ですが、わたしはこの句も好きです。自らを大愚と称し僧としての出世も望まず、人として、文人として自分を磨いた良寛和尚の人となりがよくわかります。昨日の笠岡では忙しくて城山の桜を観ることがかないませんでした。又の機会にしようと思います。しかし、良寛和尚と比べてみると、12年度予算関連で年金交付国債の財源を決まってもいない「消費税増税」を財源として密かにもぐりこませるなど(通れば消費税を認めたことになる)という姑息な人となりとは大違いです。松下政経塾とはこういう人を育てるところだったのですね。

2012/04/08(日) 母恋しかかるゆふべのふるさとの・・・
母恋しかかるゆふべのふるさとの桜咲くらむ山の姿よ
昨日に続き、牧水の桜の歌をご紹介します。昨日の花見は寒さに震えたのではないでしょうか。わたしは昨日は「再生可能エネルギー研究会の準備もあり、忙しくしていたので花見の余裕はありませんでした。研究会は「電力事業および再生可能エネルギーをめぐる近年の動向」と題して、この分野の法律の動きについての専門家である湯浅英一さんに講師をしていただきました。太陽光や風力などの自然エネルギーを活用して原子力利用を根絶していくための小さな試みをしている研究会ですが、水の一滴が大河になることを夢見て会を続けています。そういう都合で花見はできませんでした。今日は快晴。絶好の花見日和と言えそうです。ですが、わたしは今日は笠岡に出かけなくてはなりません。そこで決意したのは、40年前笠岡にいたころ見た城山の桜を見て帰りたいということです。当時のままの桜名所であればいいのになあと少し胸がときめいています。

2012/04/07(土) 山桜花のつぼみの花となる・・・
山桜花のつぼみの花となる間(あい)のいのちの恋もせしかな 
若山牧水の歌である。山桜をこよなく愛した牧水らしい歌であるが、極寒の冬を耐えた桜が開花する努力の人たちを愛でる歌でもあると感じられる。ロンドンオリンピックを控え、オリンピック出場をかけた競技が次々と開かれている。100mと200mの平泳ぎで出場を決めた北島選手をはじめ、喜びの笑顔を見せる選手の目の奥には人には言えない苦労があっただろう。寺川選手は前回でられず今回8年ぶりとのこと。さぞくやしかったに違いない。唇をかみしめながら猛練習をされたことだろう。女子サッカーもブラジルを下した。快挙である。プロ野球では広島の前田健太投手が横浜スタジアムで対DeNA戦でノーヒットノーランを達成した。右投手では2002年の中日、川上憲伸投手が記録して以来のようだ。プロ6年目、背番号18の金字塔に拍手を送りたい。今年開花させられなかった人も来る年を目指し、辛い練習の間の恋もしてほしいと願う。若者よ。時代は君たちのものだ。

2012/04/06(金) 憤怒抑え腕組みて見る笑う山
トータルでは過去最大となる96兆円の12年度予算が成立。この予算は自民党政権が復活したかのごとき土木重視予算といえるだろう。例えば新幹線建設予算は北海道、北陸、長崎ルートの3路線をゴー!工費は3兆円を超える。毎年度予算の避けられない重しとなるだろう。やり始めたら途中で投げ出せない事業だから慎重を期すべきだ。残るは赤字国債発行と消費税増税法案。八ッ場ダムは公約違反承知のゴーサイン。わざわざ景気浮揚のためと言いつつ全国にばらまかなくても、土木事業は当面震災復興に集中してもいいはずだ。原発は今日新基準決定と聞くが、結局、安全のために必要だとされた保安院が求めた取り組み事項や技術的知見に関する意見聴取会で示された30の安全対策は今後事業者が取り組めばいい、との事業者がOKと言えばいいとの結論。事故が起きたら「ちゃんとやれと言ったじゃないか。おまえやると言ったじゃないか」と責任逃れしてチョン。これで大飯原発は再稼働となるのだろう。原発の安全性神話は崩れているのになおかつ付けたし理論でカムフラージュしようとするこの姑息さはいかがなものか!?腕組みて春の山見る。

2012/04/05(木) 酒飲みや薬か害かは君次第
酒量が害になるか、薬となるかはその人次第。酒は百薬の長であるが、酒で病気になったり、身を滅ぼした人も多い。きちんと自己管理できるかどうかが最大課題である。自己管理がなかなかできないまま、岡山県の児島湖流域下水道浄化センターへほぼ全量委託を決めたのが岡山市下水道局の下水処理方針だろう。岡山市旭西浄化センターは岡山駅近辺から南の市中心部1054ヘクタールの生活排水、雨水処理(能力日量15万トン)してきたが、通常分は約日量8万トン。その8万トンすべてを同浄化センターに委託しようというもの。これで市の支払う負担金は16億4千万円が3億3千万円増えることになる。問題は「不明水」だ。どこから入ってきたかわからない不明水がとてつもなく多い。もちろん家庭から排出されたものでも、雨水でもないものが下水道料金に含まれて高く支払わされることになる。ほとんどの市民はこの事実を知らないまま支払わされることに。わたしは同下水道浄化センターに委託するには不明水処理をしてからではないといけないと言ってきたが・・・どうもそれは放置したまま委託に踏み切ったようだ。自己管理を徹底してもらいたい。

2012/04/04(水) 春嵐や原子力事故増税も
今朝は台風一過後の晴れ模様だ。昨日は雨と、特に風がひどかった。33.7mだったとも。すさまじい風の力でしっかり固定していたはずの覆いが吹き飛ばされ、どこから飛んできたのか、なにが飛んできたのか、よくはわからないが、窓が壊れ、ガラスが砕けた。応急修理はしたもののこの家も長くはないなとの印象を持たざるをえなかった。そう思うと、気持ちが減速、げんなりとしてしまうのは致し方なかろう。減速したのはわたしの気持ちだけではない。日銀岡山が管内金融経済動向をまとめた結果によると、景気判断を3カ月ぶりに下方修正した。造船はいい。工作機械、農機具(コンバイン)、個人消費は横ばいだが、石油、鉄鋼、電気機械、繊維はよくない。日銀岡山は「輸出先のアジアに力強さがもどっておらず、円安も製造業の競争力を回復させるにいたっていない」と発表している。これに加えての消費税増税は経済・景気の立ちあがりをのぞめなくするのではないかとさえ思える。

2012/04/03(火) 暴風だ 早く逃げなきゃ
低気圧の影響で今日は台風並みの暴風雨とのこと。特に海辺では高波にさらわれないよう近寄るな、早く逃げよとの指示。暴風雨は年金制度をも襲っている。AIJ問題で被害を受けていない企業も加盟する年金基金の脱退をし始めた。深刻な積立不足を補う将来負担がいくらになるのか、わからないからだ。今、巨額の支払い金を負担(脱退の条件として多額の積立不足額を支払うことと基金代議員の3分の2以上の賛成が必要)してでも脱退する方が将来の負担額より少ないと判断をしたためだ。ある企業幹部は「経営への打撃は大きかったが脱退を先送りするよりはいい」という。暴風、高波には逃げるが勝ちとの判断だ。だが、残った企業は支払いができない中小企業がババをひくことに。どんどん膨らむ不足額をどうするのか悩んでいる。そこで、払わなくてもいいように偽装倒産まで出始めた。そんな下々のことは知らん顔して最低保障年金を議論している民主党議員。「全額消費税で保障したら税率は13.3%。4ケース中一番いい案では17.1%だから、こりゃあやっぱりだめだよな」こんな議論ってある!?公約は反故。議論は他人事。ひどい国になったよな。日本人よ!日本から逃げるが勝ちかも!

2012/04/02(月) ついに今日赤しろピンク花乱る
草花は白に黄色に、もくれんやこぶしは白く、椿は赤、白、ピンクにと色とりどりの花々が咲いた。いよいよ春だ。今日は桜も咲くはずだ。なんとなくうきうきするのはいいことだ。ミャンマーでは連邦議会補欠選挙の投票用紙が昨日開票された結果、野党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チーさんがヤンゴン南部の下院選挙区で勝利した。だが、議会では軍事政権の翼賛組織を継承する連邦団結発展等(USDP)が多数を占める状況は変わらない。議会内も厳しい戦いとなるだろうが、さらなる民主化を進めてほしいと願う。2015年の次回総選挙で圧勝し、国政を軍政から民政へと転換してほしいものだと願う。

2012/04/01(日) 袴はき空を睨むやつくしんぼ
昨日の風はすごかった。なにもかも吹き飛ばされて大わらわという具合に。南海トラフ地震の内閣府推計もすごい。津波の高さが高知県黒潮町では34.4mという推計値がでた。6都県23市町村で20m超え。気になる岡山は震度6強の強い揺れは岡山、倉敷、備前など6市。津波の高さは最大3.7mとのこと。南海トラフの地震は今後30年以内に60〜68%の発生確率と予測されている。岡山市での心配点は、阪神淡路と東日本の二つの例を参考にしなければならないということだ。津波も、直下型も。しかし、どちらの地震も、市南部(おおむね岡山城より南)の人口集中地区に液状化現象が発生するということとそれなのに岡山県も、岡山市も行政が口先ばかり威勢がいいということが心配の種である。岡山市は住民避難場所であった旧岡山中央南小学校跡地を川崎病院に貸し付けてまで住民の避難場所を無くした。狂気の沙汰としか言いようがない。「タカヤはアホヤ」という人も多い。だが、いざ地震が来て被害が大きくなったらその責任をとられるのだろうかといえば、わたしは「とらない」に手をあげる。まちがいなく責任回避をされると思う。税金を払っていてもその税金が無駄な使われ方をする現実に腹立ちを覚えている方々も多いはず。空を見上げて立ちつくしんぼ。反撃の法は無きものか。


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