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2012/04/28(土)
牡丹花のまこと美しよその家
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よその家の花は美しく見える。でも、どんなにあこがれてもよその家の花だ。でも美しい。スエーデンやデンマークの福祉充実はほんとうにうらやましい。そう言うと必ず高福祉、高負担が引き合いにだされる。だから日本も消費税が必要なのだと。こうして導入された消費税は福祉には一切使われず、福祉は逆に切り捨てられ、巨大企業中心の減税と輸出戻し税という形での補助金に化けた。このことは制度がわかりにくく、マスコミも取り上げず、国民にはあまり理解されていない。だが、事実は事実だ。民主党・野田総理は社会保障と消費税との一体改革に命をかけると言っている。しかし、「社会保障と税の一体改革」という表題からは「消費税」を消している。姑息さは変わらない。この姑息さは次のことを暗示させる。結局、消費税を増税しても社会保障というよりも国債発行と利払い、借金軽減に消えてゆくだろうということを。そのことに気付いた頃には、国民に対し政府は「ギリシャと同じになっていいのか」と脅すだろう。暴力団よりたちの悪いこの政治屋どもはなんとかならないのかと腹が苦る。小沢氏の無罪判決で民主党内はまたきしみ始めたようだが、アメリカと巨大企業を離れて国民のための政治をしてほしいものだ。人民の人民による人民のための政治を真に望む。
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