たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/04/30(月) 友逝けりあなたまかせの河渡り
今日は涙雨。ぽつりぽつりと降りだした。先ほど友人の訃報が入った。高校時代は野球をやり、卒業後も長く母校の野球部の監督もしていた。また一人欠けたという思いが募る。彼は今頃は三途の河を渡るころなのだろう。あなた(仏さま)におまかせするしかないやりきれなさを感じます。一茶も子どもを亡くし、「あなたまかせのおらが春」とその悲しみを表しましたが、どうにもやりきれない気持ちをこのように表現したのだと思われます。大型連休に入った昨日、関越道で高速ツアーバスが事故を起こし、7人の方が亡くなられたが、運転手の居眠りが原因だとか。肉親はじめ関係者のみなさまも同じ思いをお持ちと思います。心からご冥福をお祈りいたします。高速路線バスと違い、高速ツアーバスは規制緩和の落とし子です。きちんとした検証が必要です。岡山交通(両備G)の貸し切りバスも乗用車と衝突事故。こちらは乗用車の運転手が居眠りだったようですが、いずれにしても車の運転には気をつけないといけませんね。

2012/04/29(日) 雨降る予感 備えが大切だ
東日本大震災の影響で米の値段が上がった日本の事情を踏まえ、またTPP参加を睨んでアメリカでは米の短粒種の増産に方向を転換しているという。しかし、同国の米生産のなかでの短粒種の生産はわずかで同種を作付しているカリフォルニア州内でも全作付面積の10%に満たない。推定では12万トンが14万トンになる見込みという。だが、いずれ日本の農家にとっては重大な脅威となることだろう。雨降る予感の今一つは「アメリカでまたBSE(牛海綿状脳症)感染牛」がでたことだ。アメリカ政府も日本政府も「安全だ、安全だ」を繰り返しているが、果たしてそうだろうか。アメリカの農務省は今回のBSEを「非定型」と発表した。非定型は肉骨粉(飼料)からの感染ではなく自然のもの」だというのだが、ほんとうに安全なのか。わたしには判定するだけの専門的知識はないが、だが・・・?と疑問を感じる。さらにはなぜ?日本政府が火消しに躍起になるのか!?真意がわからない。日本国民の安全を守るという日本政府の視点の無さが恐ろしい気がする。

2012/04/28(土) 牡丹花のまこと美しよその家
よその家の花は美しく見える。でも、どんなにあこがれてもよその家の花だ。でも美しい。スエーデンやデンマークの福祉充実はほんとうにうらやましい。そう言うと必ず高福祉、高負担が引き合いにだされる。だから日本も消費税が必要なのだと。こうして導入された消費税は福祉には一切使われず、福祉は逆に切り捨てられ、巨大企業中心の減税と輸出戻し税という形での補助金に化けた。このことは制度がわかりにくく、マスコミも取り上げず、国民にはあまり理解されていない。だが、事実は事実だ。民主党・野田総理は社会保障と消費税との一体改革に命をかけると言っている。しかし、「社会保障と税の一体改革」という表題からは「消費税」を消している。姑息さは変わらない。この姑息さは次のことを暗示させる。結局、消費税を増税しても社会保障というよりも国債発行と利払い、借金軽減に消えてゆくだろうということを。そのことに気付いた頃には、国民に対し政府は「ギリシャと同じになっていいのか」と脅すだろう。暴力団よりたちの悪いこの政治屋どもはなんとかならないのかと腹が苦る。小沢氏の無罪判決で民主党内はまたきしみ始めたようだが、アメリカと巨大企業を離れて国民のための政治をしてほしいものだ。人民の人民による人民のための政治を真に望む。

2012/04/27(金) ひょっこり会えた 今日はいいこと・・・
ひょっこり会えた。今日はいいことありそうだ。お世話になった方にお礼のご挨拶に行こうと思っていたら道でばったり出会ったのだ。申し訳ないが路上でお礼と経過報告をさせていただいた。改めて出向こうとは思うが、急がなくてもよくなった。先方も忙しい仕事時間をわたしのために割かなくてもよくなったのだ。そんな不意の出会いが今日のわたしを楽しくさせている。今日はいいことありそうだ。

2012/04/26(木) ま白きやふとふりむけば花ミズキ
「安物買いの銭失い」という言葉は江戸期のいろは歌留多の一つだが、安物は粗悪で長持ちしないからかえって高くつくのだということ。百円ショップの一部商品でも感じることが多い。しかしながら、昔と違って今は使い捨てが当たり前の時代だから、意味合いを取りちがえる人もいるかとも思われるが、本質は変わらないと思う。この「安物買いの銭失い」を地で行ったのが岡山市であろう。東電・福島原発事故を受けて岡山市が購入した食品の放射性物質を測定する検査器。精密検査用と簡易検査用があり、岡山市は精密検査用を高いからと購入を見送り、昨年9月、簡易測定器1台(放射性セシウム1kg当たり734ベクレル以上なら検出可能)を購入したという。ところが、国は今年2月基準値の規制を100ベクレルと決めた。このためこの測定器は無用の長物となってしまった。国が悪いのか、市が馬鹿だったのか。いずれにしても無駄遣いをしてしまった。そして、今、岡山市は食品が安全かどうかを検査していないのだ。

2012/04/25(水) 藤の香のただよふ庭は紫に
岡山市南部では藤も満開となり、色は紫に甘い香りを漂わせている。昨日は夏日となった。たった1カ月ほどの間に冬から夏へ。この気温の大変化で体調を崩された方もいらっしゃるかも知れない。体調管理にはお気をつけください。県北の鏡野町上斎原にある岡山県立森林公園は27日オープンと聞く。開園は記録的な大雪だった昨年よりもさらに5日遅くなったという。そこで、今年の度重なる積雪による結果は今やっとミズバショウやザゼンソウが咲き始めた、これから山桜やこぶしが咲き始めるという。行ってみたいものです。記録的な出来事による変更と言えば、普天間飛行場のある宜野湾市長選での選挙介入・講演をした沖縄局長を懲戒処分にすると言っていた民主党・田中直紀防衛大臣は訓戒にすると変更。民主党政務三役の要請によるものだという。事件のほとぼりがさめたらこの変更。偏好しているとしか言いようがない。アメリカにおもねり、アメリカに牛耳られた軍(自衛隊)におもねり、それでいて口先だけは官僚支配は許さぬとはこれいかに。
日本脱出を口にする方も多くなったがそれも致し方なしと言わざるをえまい。

2012/04/24(火) どこもかしこも 黄色いたんぽぽ
新潟県佐渡市の放鳥トキのつがいに3羽のひなが生まれたことを環境省は23日に確認したという。とてもうれしい。巣の近くに設置したビデオカメラの映像では親鳥がヒナの3羽にそれぞれドジョウのような餌を与える姿もみられたとのこと。またこのうちの1羽(22日に誕生)は体長約20cm、重さ約200gで、雑音に混じって「ピピピピピ」という小さな鳴き声も聞かれたという。関係者や地元は大喜びというが、課題も指摘されている。親鳥が十分餌を確保できるか。外敵からヒナを守り切れるか。これまで乱獲や農薬によるエサの減少で激減したトキ。1981年生き残っていた野生のトキを5羽捕獲し、人工繁殖に取り組んだけれども失敗したという苦い経験をもつ日本。これで日本産トキは絶滅。現在のトキは中国産。野生で育つには高いハードルが待っている。中国でも野生で育つトキはヒナの生存率5割、翌年の生き残り率はその5割というから2年目には25%になっているということだ。日本の野生生育環境から考えるとその厳しさが予想される。高齢化で佐渡の農業も未来が明るくないだけにエサ場の整備など国の支援も必要かと考えられる。

2012/04/23(月) ノーだ。おまえは!なにしてる!?
野田!ノーだ。いったいおまえはなにしてる!?民主党・野田政権はミャンマーの円借款を25年ぶりに再開するとともに同国への債権を3千億円放棄するという。21日、野田氏はミャンマーのテイン・セイン大統領と都内の迎賓館で会談し、同氏に伝えたというから驚きだ。セイン大統領率いるミャンマー与党は軍事政権を引き継いでいるものであり、アウン・サン・スーチー女史は国会議員の選挙に当選したものの軍事政権を容認する憲法を国会で承認する宣誓をしなければ国会議員になれないため、まだ国会議員になれないでいる。ということはこの3千億円の日本国民の汗水流して働いて支払った税金は軍事政権支援のために使われたことになるはず。それを野田氏は民主化支援とうそぶき、マスコミも大々的に民主化支援と報じている。野田は嘘つきか!?これに迎合するマスコミはほんとうに真実を伝える役目を果たしているのかといいたい。そう、野田は嘘つきに違いない。この一事を見ても消費税を引き上げておいてこのような使い方をするのではないかとの懸念はいっそう強まった気がする。

2012/04/22(日) 一輪草雨に打たれてうなだれて
町内で孤独死があった。家族はいるが一緒に暮らしてはいなかった。たまたま病院の予約があるのに来ないことから家族への連絡があり発見に至った。東日本大震災の影響で「絆」の大切さが見直され、「家族と毎日夕食」が15ポイント増え、71%になった。うれしいことです。しかし、よくもこれだけ次々とマンションが建つものだと思うほどニョキニョキとマンションが建設されています。大地に根を下ろして住んでいた人たちが地球に対して横から縦へと住む場所を変え始めて久しい。本当に土地は足らないのだろうか。ちょっと郊外に行けば土地はいくらでもある。総務省の人口推計値の発表を見れば、この1年で25.9万人も人口が減ったという。原因は少子高齢化と震災による外国人の減が原因だとのこと。少子高齢化はこれから先も続く見通し。とすれば、土地はますます余り、価格も下落するはず。土地価格の下落要因は経済活動によることが大であるが、長期的には下落感は避けられないはずだ。土地は必ず値上がりするとの土地神話が崩れて久しいが現在の少子高齢化という現状を踏まえた街づくりが必要になってきているのではないかと思われる。今年3月22日発表の国交省の公示地価もそれを裏付けている。今年は住宅地2.3%下落、商業地3.1%下落であり、4年連続下落である。少子高齢化を見据えた街づくりが今求められているように思えてならない。それともわが国は東南アジアを始め世界各国から輸入移民政策をとるつもりであろうか。それはない!その兆しも見えない。日本の長期的視野に立った政策が今必要だと思うのはわたし一人ではないはずだが・・・。政治の貧困が日本国民の貧困に連動している。

2012/04/21(土) 言の葉に想い託して連綿と・・・
言の葉に想い託して連綿と歌い次ぎ来し大和の邦は 人と人が想いを通わせるに必要な言葉の不思議さ。日本人は万葉集という壮大な作品を古代に完成させた。平安時代は歌合せ、中世は速歌、近世は俳諧として、集団或いは共同の場の文学として発展させてきたわたしたちの祖先、先輩たちの苦労、業績を思いやれば、日本の伝統的詩歌は本質的に共同性をもちながら、抒情性を鍛え上げてきたのではないかと思われる。「源氏物語」須磨巻・秋を迎えた流離の地で光源氏を中心に歌を詠みあう例を観れば、
初雁は恋しき人の連なれや旅の空飛ぶ声の悲しき 光源氏
かきつらね昔のことぞ思ほゆる雁はその世の友ならねども 良清
心から常世を捨ててなく雁を雲のよそにも思ひけるかな 民部大
輔 この後、前右近将監と続くのですが、集団での歌の詠みあいが心の通い合いとなっています。今は文学性には欠けるもののツイッターなどで心の通い合いを求めているようです。もうすこし肌と肌の触れあえるような言葉の通いあいがあればいいなと思います。

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