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2012/03/06(火)
浮世をば想えば悲し子どもらは・・・・・
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浮世をば想えば悲し子どもらは如何に生れしやこのママ恋しや 大阪地裁の初公判で、2人の幼児を放置して、死亡させた母親、下村被告は起訴内容「死亡するとわかっていた」を「それは違う」と殺意を否認したという。起訴状によれば、10年6月9日ごろ、必要な食事を与えなければ死亡するとわかっていながら、 長女桜子ちゃん3歳、長男楓ちゃん1歳を置いて外出し、帰宅せず、同月下旬まで(22日間の間)に餓死させて殺害した、としている。冒頭陳述では、1・育児が重荷、もっと自由な時間がほしい。2・部屋をでるとき冷蔵庫に食事がなかった。3・2人の衰弱を目の当たりにしていた、と述べた。弁護側は、死ぬことまで意識していなかった、と殺意を否定。もし、仮に、被告と弁護側が主張するように殺意がなかったとしたら、なぜ、1歳と3歳の子の育児を放棄したのだろう。下村早苗被告は24歳であるから幼児を20日以上も放置すれば餓死すると想定できたはずだと思う。ましてや、自分はその間食事をしていたはずだ。子どものことを一時たりとも思わなかったのだろうか。これが豊かな国だといわれる日本の現状だ。直視する必要があろうと思う。この子たちは何故この世に生を受けたのだろう。
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