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2011/09/17(土)
ほら穴や心中を風通り抜け
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政府税制調査会が「所得税・法人税増税」か「前案の所得税増税5.5%を4%にしてタバコ増税を加える」2案を東日本大震災の復興(福島原発が原因の除染をなぜ税金で?)に当てるという増税案を示した。微調整はあるもののこの2案を軸に国会で議論され、決定される運びだ。しかし、わたしには国のまやかしと国民生活への負担増大による大多数の国民の生活苦が見える。まやかしは法人税増税だ。法人税を引き下げる予定だったものを引き下げないから増税だ、という説明そのものがまやかしではないか。消費税導入時に法人税を引き下げ、消費税とほぼ同額を減税し、巨大企業を支援してきた。それをまだ下げようというのがそもそもおかしい。なお、それを、3年間引き下げを待て!というのがなぜ増税なのか。おかしいではないか。しかも、所得税が10年間増税なのになぜ法人税は3年で引き下げるのか。嘘もいい加減にしろと言いたい。所得税増税は子育て世代や所得の低い単身者や夫婦2人所帯に重くのしかかる。だから、これをお止めて、高額所得者への所得課税や貴金属奢侈品への課税を元に戻せばいいではないか。28兆円ある郵政株などを売却すればいい。海外への援助を一時的にでもやめればいい。米に貸した金を戻してもらえばいい。そして、日本の財政全体をロングランで調整、返済する計画を立てた上で不足分を国債でまかなえばいいとわたしは思う。
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