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2011/09/30(金)
真白きや雪には早きりんご園
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10数年前のことではあるがある有名なリンゴ園に仲間と行ったことがある。リンゴ園が真っ白だった。これは?と聞くと「薬剤散布」と作業をしている人が答えてくれた。仲間は土産にとたくさん買った。が、わたしは買う気がせず、買わなかった。「ここまで来てなぜ買わないのか?」と仲間から聞かれたが、「まあな」とあいまいに答えた。今でもこの記憶は鮮烈である。厚生労働省は29日専業主婦等の第3号被保険者について厚生年金と共済年金で夫の保険料を妻も半分負担したとみなし、それぞれが年金を半分ずつ受給する案を審議会の部会に示したという。だが、共働きの女性が差別されているという実態は変わらない。見せかけだけきれいにみせるが、中味は不変(実質は将来少しマイナス)。一方、10月からは相次ぐ国民負担増である。子ども手当の見直し、求職者支援法施行、電気(9社)・ガス(4社)料金値上げ、乳製品値上げ、小麦売り渡し価格を政府が2%値上げ、大王製紙が印刷用紙を10%値上げなど。これにより日本脱出組が増えるのではないか。太陽光発電補助金分を太陽光発電ができない家庭が負担する仕組みと同じで逃げられない弱者が負担させられるのではないか、と危惧する。まずはこれらの不公平をなんとかせよと言いたい。
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