たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2011/07/11(月) 鳴く蝉に牛も鰹も震災忌
東日本大震災から4カ月経った。放射能汚染を含め暑い夏をどう乗り切るか。瓦礫の処理、復興の方向・目途、福島原発の廃炉、玄海原発の再稼働問題、南相馬市の牛から放射線セシウム検出、放射線検査の遅れなどなど課題が山積している。しかし、政治は民主党中枢も混乱しているという日本国にとって最大不幸事態となっている。牛の検査体制はBSE問題でできているはずだが機能していないようだ。全頭検査も可能なはずだ。安全安心を提供できない政府の対応に憤りを感じさえする。魚類も食物連鎖(鯖、鰹、さんまなどへの影響)は半年から1年かかると言われている。とすれば、これからが本番だ。なぜプランクトンやエビ、アミ、ゴカイなどの調査をしないのか。海の汚染は他国へも影響を与える。国際的信用を取り戻すためにも必要ではないかと思うがなぜしない?震災月命日にかく思う。

2011/07/10(日) 夏の木や大志抱けと腕をだし
クラーク博士の銅像のように堂々としてはるかかなたを指差す大いなる木があった。少年だけではなく老いも若きも日本の復興めざし、大志をもって頑張れと言っているようだ。福島原発廃炉への工程表によれば使用済み燃料プールの燃料を取り出すのは3年後から、原子炉の溶融燃料回収は10年後から取り出すとのことである。解体、撤去は数十年先とのことで気の遠くなるような話である。しかし、ともかく処理しなければならない。だが、誰の負担でやるのかが問題である。結局は国民、電力使用者にかかってくる。だが・・。もういちど、だが、と言いたい。だが、この原発を推進してきたもの、造った責任者の責任はどうとるのか。はっきり示してほしいものだ。これをはっきり示さないまま処理しようとする復興は結果禍根を残すことになろう。

2011/07/09(土) 紫の香に明日を見しラベンダー
ラベンダーのいい香りがしてきます。このごろはハーブがとても身近になってきました。覚えきれないほどのハーブが販売されています。乾燥保存されたもの、苗、種子などさまざまです。テイー用、料理用のものも多くありますし、出身もさまざまです。熱帯地方から、欧州から、そしてシソ類を始めとする和製のものまで。もともとは草ですが、体によい(健康、美容など)ものが選別、育成されてきました。色と香りの分野ではとりわけラベンダーがみんなに愛されています。元気にしてくれる香りであり、その紫色に魅せられるからでしょう。そんなラベンダーに元気な日本の明日を見た気がします。また元気になってほしいものです。

2011/07/08(金) 降る雨や黄喜かきつばた汽車の声
線路沿いの杜若の黄色が美しい。自然の美しさに似合わない、そして醜い九州電力のやらせメール。九州電力玄海原発2,3号機の再稼働をめぐり、九電側は政府の説明会に組織ぐるみの推進メールを社員と下請け企業に指示していたことがわかった。安全性無視のこうした会社ぐるみのやらせでこれまでも原発推進を強行してきたことが読み取れる。佐賀県知事、玄海町長は政府のGOからNOともとれる安全性確認のためのストレス調査(再稼働時期が越年?あるいは場合によってはNO)で「再開見送り」「一度撤回」を表明した。このことは推進側に原発の安全性に揺らぎがあることを示している。将来の日本のために揺らぎのない安全なエネルギー政策を政府は誤りなく打ち出してほしいと願う。個人的にはわたしは脱原発だと確信するが・・。

2011/07/07(木) 夏なれど閉め切り窓にしずくあり
この暑さのなかに窓を閉め切っている家がある。居住されていることは窓のガラスの滴で理解できる。高齢なのだろうが、エアコンを運転させている形跡はない。暑かろうにと思う。節電に協力しているのだろうか。いや、多分、年金生活がぎりぎりなのだろう。とすれば、消費税引き上げはこの家の主人をさらに生活苦に追いつめはしないか。この先どうされるのか、と不安を抱いた。2010年度の年金運用で2999億円の赤字をだしたという。
誰が責任をとるのだろう?菅総理は運用している独立行政法人の監督者だからなんらかの責任をとられるのだろうか。取るはずがない。だとすれば、結局年金加入者、受給者が結果被害者とならざるをえない。夏でも窓を閉め切り、他人を気にしながらがまんして生きている方の気持ちが痛いほど伝わってくる。それが滴跡なのだろう。

2011/07/06(水) 雨降れば蝦蟇あらわれし町思ふ
雨が降ると子どものころ育った町の通りの蝦蟇と友人たちを思い出す。遊びに出るとのそりと蝦蟇がいた。昔の舗装のない道の真ん中である。どこに行くにも連れだって遊んだ友人たちと気味悪がって避けて通った覚えがある。小学校6年生に上がる直前に転校したので余計に懐かしい友人たちだ。このたび岡山市のOさんが栄転されるという。国から出向されているので国の研究所に帰られるらしい。よかった、よかった。先方は迷惑かも知れませんが僕としては友人のように勝手に思わせていただいています。友情の色は深い緑色。今日の雨はそんな色合いの雨ではないでしょうか。どうか、お元気でご活躍ください。

2011/07/05(火) がまずみの実を紅くしてせつながり
再生可能エネルギー研究会準備会の加入申込者が20名を超えました。7月中旬まで申し込み受付を待ってみようと思います。そして正式に会を立ち上げるのは8月を予定したいと思います。この間、脱原発に異議あり、とのご意見も頂戴しています。地震の避けられない日本に住んでいるわれわれにとって最良の選択はなにか。この答えを探す壮大な旅が始まります。わたしたちの研究は専門家ではないので、研究というよりは学習だと思いますが、日本の発展(発展というよりは安全な成長かもしれない)、住んでいる日本人の生命の安全を願い、学習したいと思っています。ご一緒に少しづつですが前を向いて歩きましょう。

2011/07/04(月) くちなしの香を閉じ込めし雨の音
東芝が5月中旬使用済み核燃料などの国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ計画を推進するよう対米工作をしていることがわかった。中国、モンゴルの黄砂が日本に飛来するように環境的には同国とわが国は密接な関係にある。東芝は米原子力大手ウエスチングハウス・エレクトリックを子会社に持っているからだろうが、これは福島第一原発事故が起こっても原子力業界は原発輸出路線を変更しないことを示唆している。モンゴルは天然ウランを所有し、加工工場を持ち、海外の原子力発電所に売却し、利益を得る。と同時に使用済み核燃料を貯蔵し、処分を引きうけまた利益を得るというもの。だが、百年後、数百年後の地球人はこれを掘り出してどう思うだろうか。これまで林原が恐竜を掘り出していたのとは訳が違うと思うが・・。

2011/07/03(日) やむとみせまた強くふる戦災忌
梅雨が長引く中、公園の花壇に花が植えられたこと、体協主催のバレーボール大会を実施できたことを喜んでいます。熱帯性のスコールのような雨がごーごーと体育館の屋根を打ちます。恐ろしいほどの降り方でした。しかも、降ったり,やんだり。でも、体育館はありがたいですね。豪雨うにもかかわらずびくともしない。学校っていいですね。わきあいあい上手くても下手でも笑いの渦の中に地域のみんなの交流が深まります。優勝は男が神田中央町、女は富田・青江でした。怪我もなく終われたのは最高でした。さあ、次は、体育祭です。体育祭の準備にかかりますが、これまた大変です。でも、学区内のみなさんがとっても楽しみにされていますのでがんばります。戦争が終わって66年、東日本大震災からもう4カ月近くになります。平和で仲良く暮らせる世の中にしたいものです。

2011/07/02(土) 寂しい日暮れ団扇置きスイカ食う
新潟に行っている間に橋を架け替える(6mに拡幅)から町内会長の印がほしいと言ってきた方がいる。対応が遅いと家族が叱責された。同じく二つ目の橋を架けたい(6m)と言われた方には新潟に行く前に押印をお断りした。留守中に家内がなんで判を押さんのなら市がええ言うとるのにおめえが判を押さんのはおかしかろうが・・という第三者からの乱暴なお叱り。だが、町内会は橋の許可者ではない。同意を求められているだけだが、副会長ら主だった役員と相談した結果、橋が駐車場になるのはまずい、一つ認めれば全部6m認めることになるからだめとの意見が多かった。だからお断りした。そもそも橋の同意は稲作への影響が大ということではなかったか。ならば、町内は関係ないはずだ。その上、市が許可者なら許可基準をはっきりさせるべきではないか、と思うが、いかに。

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