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2011/12/25(日)
お買い物男お子抱き浮かぬ顔
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年末の買い物に行った。ぐるりとまわりを見ていると男は運転手なのか、一部の若い男の人を除いては浮かぬ顔してぼんやりしている。女性たちは真剣に買い物を楽しんでおり、その落差が面白いので見ていたら、若い男が小さなお子さまを前に抱いて浮かぬ顔をして立っていた。女性客に疎んじられながら立っているその 姿がいじらしかった。さて、日本国の2012年度予算案の概要が示された。税収の見積もり42兆円よりも2兆円も多い44兆円を上まわる国債発行額。当初予算段階から税収を上まわる新規国債発行は3年連続という異常さだ。なぜ軍事費をも含む歳出削減を徹底してやらないのか。F35購入は今でなくともよいはずだ。実質最大96兆円規模の来年度予算の異常さはそれだけではないのだ。年金関連交付国債発行だけを取り上げてみても消費税増税が実現しない限り予算計上できないものだ。選挙もせず、国民的議論もせず、消費税増税を予算に組み込んだ民主党・野田政権の卑怯、卑屈さは尋常ではない。これでいけば日本の庶民の買い物はもっと減るであろう。そうなれば税収はもっと落ち込むであろう。政府が今見るべきは日本の国民の足元ではないかとわたしは思うが如何がか。
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